こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。
前回のブログから、instagramでは公表させて頂きましたが、
無事に大学(通信)に合格しまして4月から勉強を開始しております。
次男の保育園のママたちにカミングアウトしたところ、
「ひえぇ〜〜ゃやあ〜〜〜〜〜!!」という、
歓声の様な悲鳴の様な反応を頂きました。
それはつまり、「今の私たちの状況でどこにそんな時間があるの?!」というアンビリバボー感だと思うのですが、
「大学」というと高尚なものに聞こえますが、
私にとっては中年の趣味のようなものなので、
本当にやりたいことはまあできるものです。
また、私は生粋の精神的マゾなので、
人生に「負荷」がある方が生きやすいのですよね。
正直に、大人の学び直しはとても楽しいです。
撮影と勉強は、使う脳みそやパワーが異なるので、
撮影が勉強の息抜きに、
勉強が撮影の息抜きになったりするものです。
いつポキっと心折れるやもしれませんが、
続けさせてもらえる様頑張りたいと思います。
さて、早速本題に入りますね。
秋(10〜12月)の『七五三プラン』ご予約日時について
今年の秋(10〜12月)の『七五三プラン』のリピーター様先行予約を、
7/16(日)お昼の12:00から受付開始いたします。
まずは、リピーター様に限らせて頂きます。
(過去の他主催撮影会参加のみのお客様は対象外となります。)
ご新規のお客様は、リピーター様のご予約数により確保できそうであれば確保しますね。
例年通りだと、12:00の予約開始と同時にバッと問い合わせを頂き、
そこから30分〜1時間程度で全日程が埋まる様な感じです。
「絶対沼山で七五三を!」と思ってくださる方は本当にお手数なのですが、
12:00と共に送信ボタンをポチッとお願いします。
また、10月〜12月の七五三以外の撮影の枠も確保する為、
各月8件ほどの受付枠とさせて頂きます。
コンタクトページの「ご予約状況カレンダー」をから空きをご確認下さい。
「終日満」「定休日」と記載のある箇所以外は基本空いております。
日常プランなど秋にご検討の方は通常通りの1ヶ月前の予約となります。
2つの『七五三プラン』について
今年から『七五三プラン』がスタンダードとライトの2つになりました。
スタンダードはこれまでと同じものですが、
ライトが生まれた理由は前回のブログの「10~12月限定『七五三プラン』の2つのコースについて」に記載があるのでよければ読んでみて下さい。
ここで簡単にご説明すると、
どちらも1時間程度のお支度撮影から入るのは同じですが、
神社での撮影が違います。
スタンダードはこれまでと同じく、キチッとした家族写真やソロやきょうだい写真などの他に色々なポーズや遊ぶ様なショットも沢山、1時間程みっちりお撮りします。
ライトは、キチッとした家族写真やキチッとしてない家族写真、ソロやきょうだいやおじいちゃんおばあちゃんとのショットなど、いわゆる「型もの」のみをお撮りします。
なのでスタンダードよりちょっとお安いのですが、
ポイントは最大拘束時間がスタンダードと同じ2.5時間という事です。
私が思うに、七五三撮影の神社パートの難関は「型もの」なのです。
キチッとしていることも必要ですし、
キチッとしていない「型もの」っちゅーのもいいものですが、
キチッとしていない良い「型もの」は、キチッとしている「型もの」への努力の副産物であり、とにかく「型もの」が難関です。
でも日常撮影とは違うので、やはり私は基本必要だと思っています。
結果、撮れないことがあったとしても、残そうとする努力は必要だと思うのです。
ということで、ライトも時間には余裕をもって組んでいます。
神社に着いてすぐのタイミングがどうしてもご機嫌ナナメだったりした場合、
気持ちの立て直しに時間を使ったり、先にご祈祷に入ってしまったりしてもかまいません。
神社に着いて、すぐに良い「型もの」が撮れた場合はそこで終わりになりますし、
お子様がそういう状態でない場合はちょっと遊んだりしながら気持ちを上げるお手伝いをします。
私は、「型もの」以外の遊んで撮影するパートは
お子様の負担はあまり大きくないと感じています。
なので、どちらにしようかなと迷う場合の判断基準は、
「七五三で、公園で撮るような様々なポーズの写真が欲しいかどうか」
でいいと思います。
私はお客さんの立場だったら、実は、
様々なポーズするのは恥ずかしいし、
次男が微妙な表情で着物着て突っ立っている写真と
無難な表情の家族写真があれば、
それが写真としてはクオリティ高くまとまっていれば(光の状態が大抵悪い神社でそれを撮るのは実はすごく難しいが)、
それだけで十分です。
かねてから神社でガッツリ撮る場合に、
私がほぼずっと仕切らざるを得ない事が気になっていました。
「写真の為の七五三になってないかな」と。
まあ、それはもう「写真の為でしょ!」でも勿論良いのすが、
「写真はほどほどでいいな。もっとゆっくり七五三の日を家族だけでお祝いしたいな」という方もいるのではないかなと。
でも一方、他の参拝者が少ない神社でのびのびと遊びながら撮れた時のお子様の表情はどれも本当にいいです。
これはもう親御さんがどうしたいかで決めて頂いていいと思います。
どちらにしても、私は親御さんが望むものとお子様本人の「七五三楽しかった」の為に頑張ります!
沼山が思う七五三撮影成功のポイント
と、書いたものの、何をもって「成功」とするかは議論の余地ありなのですが、
①やっぱり、車での移動は15分以下
これは、お支度が終わって神社へ車で移動する場合なのですが、
15分以上、30分近く移動する場合にお子様の機嫌や具合が悪くなること多しです。
お着物はお腹をキュッと締めますし、苦しかったり気持ち悪くなったり疲れたりしやすいです。
車での移動中に、支度で盛り上がったテンションが落ちてしまうと勿体無いです。
「遠くの映える神社より近くの氏神様」が合言葉です。
②沼山が個人的におすすめしたい時期や場所の判断基準はとにかく「他の参拝者が少ない」ということ
これは写真に寄った考え方ではありますが、
もし七五三において写真を重視するのであれば、
できれば平日、混みすぎない神社やお寺がいいであります、やはり。
③スーパー人見知りさんは接触人数を減らすのもあり
お子様がスーパー人見知りさんで、それでもなるべく楽しそうな写真が欲しいなという場合、
着付師さんを呼んだり美容院に行くのではなくて親御さんが支度をしたり、
あまり頻繁に会っていないおじいちゃんおばちゃんの場合は、
神社に来てもらう時間を30分ずらしたりするというのは方法としてはありだと思います。
でも結局、七五三に何を望むかということなので、
これも写真の為だけを考えた時のものだと言えます。
おすすめするというよりかは、選択肢の一つです。
④最後に、一周まわって・・・
最後に、最近の沼山が七五三撮影に思っていることを書かせて頂きます。
私のお客様は、もう本当に皆様、お子様を尊重する方ばかりで、
七五三撮影においても、「ちゃんとしなさい!」と怒ったりする方は皆無です。
「理想のカタチ」に我が子をはめようとすると、
はまらない我が子にイラッとします。
写真も同じで、
あるものにはめようとすると苦しさが生まれます。
そこで、お子様は勿論、私(フォトグラファー)にもかかってくる、
必要かどうか分からないその苦しさをなくす為に
「ありのままを最高に写真にのこす」という事を長年伝えて実行しようとしてきたかなと思うのですが、
最近は一周回って、
親御さんが「私はこうしたいと思っている!こうしたかった!」
というのをもっと私に伝えてもいいのではないか、
という事を考えています。
やはり七五三というのは特別なイベントだと思うのです。
お金もすごくかかるし。
我が子が当日どういう感じになるかなんて分からないことは百も承知だけど、
こうだったらいいなという思いはあります。
こういう写真は残したいな、とか。
そして当日、我が子が着物を着なかったり、
神社でずっとぐずぐずしていたり、
自宅に忘れ物をしたまま神社にきてしまったりとか、
そういう事が起こったとします。
で、そういう時に親御さんは私や周りに遠慮したり、
我が子を尊重するが故に、自分の「残念」を閉じ込めてるのではないかなと私は思うのですよね。
で、もしそうだった場合です。
ここからが重要なのですが、
私も親御さんもお互いに遠慮する事なく、親御さんの「私はこうしたい!」に共に向かう事が重要なのではないかなと。
大切なのは、私と親御さんでとりあえず一生懸命やってみることだと。
(私がシャシャらない方がいい場面もある。)
そうしてやってみてもダメだった場合は、
もう何というか清々しいと思うのです。
笑えてくると思うのです。
私はいつも、「今日もいい写真が撮れた!」って思うのですが、
でも実は、「今日の状況って親御さんはもっとこうしたいなって思ってなかったかな。」と不安に思う日はあります。
親御さんが「状況」に残念だと思った場合は、
クオリティ的には問題ない写真を提供できたとしても
それはどうなのだろうと。
それはもう「撮影」以前の問題だなと。
つまり、やっぱり、撮影は子供と私というより、親御さんと私のハートの合致が成功の秘訣なのです。
私の撮影スキルはブレないし、子供の機嫌もブレないから(笑)
神社でずっとぐずぐずしていた場合だったら、
私は、親御さんが、
「このグズグズ加減をありのまま撮ってくれたら最高可愛い♡」と思っているのか、
「本当は、もっと楽しそうにしてほしい。笑った写真が欲しい。」
と思っているのかが分かりません。
そういう時に私は、
「お子様、最高にグズグズしていらっしゃいますが、
お母様的にはこのままで?もしくは、頑張って笑かしますか?」
と聞いたりしてこなかったわけです。
勿論、ご機嫌な方向にもっていくことを考えていますが、
そこで会話するというか、意思を確認することをした方がいいのかもと。
それこそ後にモヤモヤを残さないというか、
結果がどうであれ、後悔のない七五三と写真になるのではないかなと。
私はもっと親御さんと話そうと。
同時に親御さんも私に遠慮なく、何かあれば仰って下さい。
パパとテンションが違うなんてこともよくあります。
そんな時も私の耳元でママの個人的なご希望をお伝え下さい。
さて、今日も長くなってしまいましたし、
何か書き忘れてそうですが、
最後に、お問い合わせの際に備考欄に記入してくださると助かることを書いておきます。
①お参り場所が決まっていましたらご記入下さい。
②また、ご自宅からお参り場所までの移動手段と時間をご記入下さい。
③出張の着付けヘアメイクさんの紹介をご希望の方はご記入下さい。
以上です!
今年も沢山の七五三に同行できることを楽しみにしています。
本当、七五三は親御さんの負担が多い大変なイベントですが、
当日はレッツエンジョイトゥギャザー(おばさんの言い方)でまいりましょう。
ご予約、お待ちしております!