2023年秋の『七五三プラン』事前予約について。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。

前回のブログから、instagramでは公表させて頂きましたが、

無事に大学(通信)に合格しまして4月から勉強を開始しております。

次男の保育園のママたちにカミングアウトしたところ、

「ひえぇ〜〜ゃやあ〜〜〜〜〜!!」という、

歓声の様な悲鳴の様な反応を頂きました。

それはつまり、「今の私たちの状況でどこにそんな時間があるの?!」というアンビリバボー感だと思うのですが、

「大学」というと高尚なものに聞こえますが、

私にとっては中年の趣味のようなものなので、

本当にやりたいことはまあできるものです。

また、私は生粋の精神的マゾなので、

人生に「負荷」がある方が生きやすいのですよね。

正直に、大人の学び直しはとても楽しいです。

撮影と勉強は、使う脳みそやパワーが異なるので、

撮影が勉強の息抜きに、

勉強が撮影の息抜きになったりするものです。

いつポキっと心折れるやもしれませんが、

続けさせてもらえる様頑張りたいと思います。

さて、早速本題に入りますね。


秋(10〜12月)の『七五三プラン』ご予約日時について


今年の秋(10〜12月)の『七五三プラン』のリピーター様先行予約を、

7/16(日)お昼の12:00から受付開始いたします。

まずは、リピーター様に限らせて頂きます。

(過去の他主催撮影会参加のみのお客様は対象外となります。)

ご新規のお客様は、リピーター様のご予約数により確保できそうであれば確保しますね。

例年通りだと、12:00の予約開始と同時にバッと問い合わせを頂き、

そこから30分〜1時間程度で全日程が埋まる様な感じです。

「絶対沼山で七五三を!」と思ってくださる方は本当にお手数なのですが、

12:00と共に送信ボタンをポチッとお願いします。

また、10月〜12月の七五三以外の撮影の枠も確保する為、

各月8件ほどの受付枠とさせて頂きます。

コンタクトページの「ご予約状況カレンダー」をから空きをご確認下さい。

「終日満」「定休日」と記載のある箇所以外は基本空いております。

日常プランなど秋にご検討の方は通常通りの1ヶ月前の予約となります。

 


2つの『七五三プラン』について


今年から『七五三プラン』がスタンダードとライトの2つになりました。

スタンダードはこれまでと同じものですが、

ライトが生まれた理由は前回のブログの「10~12月限定『七五三プラン』の2つのコースについて」に記載があるのでよければ読んでみて下さい。

ここで簡単にご説明すると、

どちらも1時間程度のお支度撮影から入るのは同じですが、

神社での撮影が違います。

スタンダードはこれまでと同じく、キチッとした家族写真やソロやきょうだい写真などの他に色々なポーズや遊ぶ様なショットも沢山、1時間程みっちりお撮りします。

ライトは、キチッとした家族写真やキチッとしてない家族写真、ソロやきょうだいやおじいちゃんおばあちゃんとのショットなど、いわゆる「型もの」のみをお撮りします。

なのでスタンダードよりちょっとお安いのですが、

ポイントは最大拘束時間がスタンダードと同じ2.5時間という事です。

私が思うに、七五三撮影の神社パートの難関は「型もの」なのです。

キチッとしていることも必要ですし、

キチッとしていない「型もの」っちゅーのもいいものですが、

キチッとしていない良い「型もの」は、キチッとしている「型もの」への努力の副産物であり、とにかく「型もの」が難関です。

でも日常撮影とは違うので、やはり私は基本必要だと思っています。

結果、撮れないことがあったとしても、残そうとする努力は必要だと思うのです。

 

ということで、ライトも時間には余裕をもって組んでいます。

神社に着いてすぐのタイミングがどうしてもご機嫌ナナメだったりした場合、

気持ちの立て直しに時間を使ったり、先にご祈祷に入ってしまったりしてもかまいません。

神社に着いて、すぐに良い「型もの」が撮れた場合はそこで終わりになりますし、

お子様がそういう状態でない場合はちょっと遊んだりしながら気持ちを上げるお手伝いをします。

 

私は、「型もの」以外の遊んで撮影するパートは

お子様の負担はあまり大きくないと感じています。

なので、どちらにしようかなと迷う場合の判断基準は、

「七五三で、公園で撮るような様々なポーズの写真が欲しいかどうか」

でいいと思います。

私はお客さんの立場だったら、実は、

様々なポーズするのは恥ずかしいし、

次男が微妙な表情で着物着て突っ立っている写真と

無難な表情の家族写真があれば、

それが写真としてはクオリティ高くまとまっていれば(光の状態が大抵悪い神社でそれを撮るのは実はすごく難しいが)、

それだけで十分です。

かねてから神社でガッツリ撮る場合に、

私がほぼずっと仕切らざるを得ない事が気になっていました。

「写真の為の七五三になってないかな」と。

まあ、それはもう「写真の為でしょ!」でも勿論良いのすが、

「写真はほどほどでいいな。もっとゆっくり七五三の日を家族だけでお祝いしたいな」という方もいるのではないかなと。

 

でも一方、他の参拝者が少ない神社でのびのびと遊びながら撮れた時のお子様の表情はどれも本当にいいです。

これはもう親御さんがどうしたいかで決めて頂いていいと思います。

どちらにしても、私は親御さんが望むものとお子様本人の「七五三楽しかった」の為に頑張ります!


沼山が思う七五三撮影成功のポイント


と、書いたものの、何をもって「成功」とするかは議論の余地ありなのですが、

①やっぱり、車での移動は15分以下

これは、お支度が終わって神社へ車で移動する場合なのですが、

15分以上、30分近く移動する場合にお子様の機嫌や具合が悪くなること多しです。

お着物はお腹をキュッと締めますし、苦しかったり気持ち悪くなったり疲れたりしやすいです。

車での移動中に、支度で盛り上がったテンションが落ちてしまうと勿体無いです。

「遠くの映える神社より近くの氏神様」が合言葉です。

②沼山が個人的におすすめしたい時期や場所の判断基準はとにかく「他の参拝者が少ない」ということ

これは写真に寄った考え方ではありますが、

もし七五三において写真を重視するのであれば、

できれば平日、混みすぎない神社やお寺がいいであります、やはり。

③スーパー人見知りさんは接触人数を減らすのもあり

お子様がスーパー人見知りさんで、それでもなるべく楽しそうな写真が欲しいなという場合、

着付師さんを呼んだり美容院に行くのではなくて親御さんが支度をしたり、

あまり頻繁に会っていないおじいちゃんおばちゃんの場合は、

神社に来てもらう時間を30分ずらしたりするというのは方法としてはありだと思います。

でも結局、七五三に何を望むかということなので、

これも写真の為だけを考えた時のものだと言えます。

おすすめするというよりかは、選択肢の一つです。

④最後に、一周まわって・・・

最後に、最近の沼山が七五三撮影に思っていることを書かせて頂きます。

私のお客様は、もう本当に皆様、お子様を尊重する方ばかりで、

七五三撮影においても、「ちゃんとしなさい!」と怒ったりする方は皆無です。

「理想のカタチ」に我が子をはめようとすると、

はまらない我が子にイラッとします。

写真も同じで、

あるものにはめようとすると苦しさが生まれます。

そこで、お子様は勿論、私(フォトグラファー)にもかかってくる、

必要かどうか分からないその苦しさをなくす為に

「ありのままを最高に写真にのこす」という事を長年伝えて実行しようとしてきたかなと思うのですが、

最近は一周回って、

親御さんが「私はこうしたいと思っている!こうしたかった!」

というのをもっと私に伝えてもいいのではないか、

という事を考えています。

やはり七五三というのは特別なイベントだと思うのです。

お金もすごくかかるし。

我が子が当日どういう感じになるかなんて分からないことは百も承知だけど、

こうだったらいいなという思いはあります。

こういう写真は残したいな、とか。

 

そして当日、我が子が着物を着なかったり、

神社でずっとぐずぐずしていたり、

自宅に忘れ物をしたまま神社にきてしまったりとか、

そういう事が起こったとします。

 

で、そういう時に親御さんは私や周りに遠慮したり、

我が子を尊重するが故に、自分の「残念」を閉じ込めてるのではないかなと私は思うのですよね。

で、もしそうだった場合です。

ここからが重要なのですが、

私も親御さんもお互いに遠慮する事なく、親御さんの「私はこうしたい!」に共に向かう事が重要なのではないかなと。

大切なのは、私と親御さんでとりあえず一生懸命やってみることだと。

(私がシャシャらない方がいい場面もある。)

そうしてやってみてもダメだった場合は、

もう何というか清々しいと思うのです。

笑えてくると思うのです。

 

私はいつも、「今日もいい写真が撮れた!」って思うのですが、

でも実は、「今日の状況って親御さんはもっとこうしたいなって思ってなかったかな。」と不安に思う日はあります。

親御さんが「状況」に残念だと思った場合は、

クオリティ的には問題ない写真を提供できたとしても

それはどうなのだろうと。

それはもう「撮影」以前の問題だなと。

つまり、やっぱり、撮影は子供と私というより、親御さんと私のハートの合致が成功の秘訣なのです。

私の撮影スキルはブレないし、子供の機嫌もブレないから(笑)

 

神社でずっとぐずぐずしていた場合だったら、

私は、親御さんが、

「このグズグズ加減をありのまま撮ってくれたら最高可愛い♡」と思っているのか、

「本当は、もっと楽しそうにしてほしい。笑った写真が欲しい。」

と思っているのかが分かりません。

そういう時に私は、

「お子様、最高にグズグズしていらっしゃいますが、

お母様的にはこのままで?もしくは、頑張って笑かしますか?」

と聞いたりしてこなかったわけです。

勿論、ご機嫌な方向にもっていくことを考えていますが、

そこで会話するというか、意思を確認することをした方がいいのかもと。

それこそ後にモヤモヤを残さないというか、

結果がどうであれ、後悔のない七五三と写真になるのではないかなと。

私はもっと親御さんと話そうと。

同時に親御さんも私に遠慮なく、何かあれば仰って下さい。

パパとテンションが違うなんてこともよくあります。

そんな時も私の耳元でママの個人的なご希望をお伝え下さい。

 

さて、今日も長くなってしまいましたし、

何か書き忘れてそうですが、

最後に、お問い合わせの際に備考欄に記入してくださると助かることを書いておきます。

①お参り場所が決まっていましたらご記入下さい。

②また、ご自宅からお参り場所までの移動手段と時間をご記入下さい。

③出張の着付けヘアメイクさんの紹介をご希望の方はご記入下さい。

以上です!

今年も沢山の七五三に同行できることを楽しみにしています。

本当、七五三は親御さんの負担が多い大変なイベントですが、

当日はレッツエンジョイトゥギャザー(おばさんの言い方)でまいりましょう。

ご予約、お待ちしております!

CuiCuiは10周年を迎えます。後編はリニューアルしたプランの補足。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。

昨日のブログに対して、沢山の反応やメッセージを頂きまして

本当に本当にありがとうございます!嬉しいです。

大学に行こうかしら、と動き出した頃は大層ワクワクしておりましたが、

いざ願書を提出したらマリッジブルーの様に急に不安に襲われ、

合格するかも分からんタイミングでプランも改訂しなきゃいけないし、

公表までしちゃって恥を晒すだけでは?と。

でも皆様から前向きなメッセージを頂いて心が回復しました。

 

「30代子育てと仕事真っ盛りの私からすると、

やりたい事にチャレンジしている女性の先輩がいることにすごく安心しました。」

と言ってくださるお客様ワーママや、

「ここ1,2年焦りつつ何もできてない私にちょっと火がつきました。

私はあと1,2年は子育てに全力投球させてもらおうと決めました。」

とメールをくれた今は専業主婦のお客様ママもいます。

子育てに全力投球しようってめちゃくちゃカッコイイですよね。

そして、私も30代のうちはとてもじゃなけど、

自分に「いいよ」って言ってあげれるような状態ではなかったです。

夫にちょっと指摘されただけで、

「私は充分やってるだろがーーー!頑張ってるだろがーーー!!!!!!!」

と怒り狂って、それはつまり自分でも認めれてなかったからだろうなと。

私より少し年下のママさん達が、

「40代はなんやら良さそう。」

と思ってくださるのはけっこう嬉しい。

私の目に届く良い反応ばかりではないだろう事も心に留めつつ、

40代を地味に楽しめたらなと思います。

 


リニューアルしたプランの補足


さて、ここからは4月から適用のリニューアルしたプランについて、

もう少し言葉を使って説明させて頂きたいと思います。

 

◉撮影受付時間が短くなりました

これまでは最終を16:30までとしておりましたが、14:00に変更になります。

私のご依頼のほとんどは午前かお昼にかけて終わるのですが、

小学生の日常撮影などは午後になる事もあります。

今後は、4時間授業の日をチェックしてもらってご予約頂ければと思います。

オプションとして追加料金が発生しますが、

14:00以降の撮影も不可ではないのでご相談下さい。

また開始時間が8:30だったものが9:00に変更しております。

特に七五三のご予約の方はご注意下さい。

先にママさんの着付けに入って頂き、お子様の着付けは9:00開始など調整して頂ければと思います。

 

◉納品形態が全プラン、オンライン納品になりました

これまでは『アニバーサリープラン』『七五三プラン』にはDVDRとプリントの郵送が付いておりましたが、こちらもオンライン納品のみになります。

DVDR郵送ご希望の方は、オプションの「DVDR郵送」をお付け下さい。

またこちらの料金が3,000円(税別)に値上がりしております。

これまでの1,000円だと原価分ギリギリだった事に最近気付きました(テキトー)。

加えて、今後VHSの様に、DVDRもこの世から消える可能性が高いので、

皆様にも写真の保存をどうするかは考えていただいた方がいいかもという思いもあります。

私は、我が子の写真はオンラインで保存できるクラウドサービス+外付けHDDのW保存をしております。

クラウドサービスは、納品にも使用している『30days』というサービス、

外付けHDDはLaCieのRugged Miniというのを使っています。

オレンジのカバーでデザインもいいし小さいしおすすめです!

◉『育休とか日常とか、プラン』の変更点

これまでは2時間、3時間、6時間の3コースでしたが、

大抵は2時間で従分撮れるという手応えがあるので2時間のコース1本になっております。

3時間のコースは、

下の子の育休時間を1時間程撮影してから、上の子の園へのお迎えシーンからきょうだい撮影というパターンの場合にお勧めしていました。

今後は、撮りたい内容などにより問い合わせ時にご相談下さい。

オプションの延長もご利用頂けます。

価格は5,000円(税別)値上がりしましたが、

これまで希望の方は追加購入だった音楽付きのスライドショーが付いてきます。

ご自身のパソコンにダウンロードして頂ける様になります。

また「DVDR郵送」の追加オプションの方にはDVDRにも保存してお送りします。

スライドショーは納品から30日間はオンライン上でも見れますので、

おじいちゃんおばあちゃんや友人などにURLを送り付け、

その可愛さを是非自慢して下さい!

(シェアしやすい様に、授乳シーンは胸元の見えるショットはカットするなどしております。

また、こちらは付属サービスなので納品後の写真入れ替え希望は受付けておりません。)

『育休とか日常とか、プラン』と『アニバーサリープラン』どちらがいい?

『アニバーサリープラン』は時間やお値段の変更はございませんが、

納品形態が先述の通り、オンライン納品のみに変わっております。

これまで2つのプランには納品形態の違いがありましたが、

リニューアルで、さらに、どっちにすればいいの?という分かりにくさがあると思います。

ですので、以下に箇条書きにしていきますね。

・撮影時間の半分以上(1時間以上)がご自宅外の撮影の場合は『アニバーサリープラン』

なので、お宮参りや七五三などは必然的に『アニバーサリープラン』となります。

動物園にお出かけなどの同行撮影も『アニバーサリープラン』となります。

・『アニバーサリープラン』は最大拘束時間が2.5時間です

両プラン共に撮影時間は2時間ですが、『アニバーサリープラン』は最大拘束時間が2.5時間なので、神社やちょっと遠い公園への移動など撮影しない時間に30分追加できます。

『育休とか日常とか、プラン』は移動含め2時間以内となります。

・目線ありの家族ショットやたかいたかいなどのポージングショットが無制限なのが『アニバーサリープラン』、『育休とか日常とか、プラン』ではサービスで2~3ポーズはお撮りしています

特に迷うのが「お誕生日撮影」だと思うのですが、

私の指示の元、ガーランド前やお外での目線ありの家族ショットやお子様ソロショットなどをどれ位欲しいかで選んで頂ければと思います。

私にご依頼を下さるお客様はお誕生日記念だけど、日常ショット多めで!という方が沢山いらっしゃいます。

その場合は『育休とか日常とか、プラン』で少しお安くどうぞ。

もうちょっとだけ家族ショットを追加したいなどの場合はオプションの「ポートレート」を追加して頂ければと思います。

お誕生日に関しては、「ケーキショット」とガーランド前などの2~3ポーズの家族ショットソロショットでよければ、『育休とか日常とか、プラン』をお選び頂けます。

上記の他に、1歳さんの「一升餅」「選び取り」「ファーストアート」のイベントが加わる場合は『アニバーサリープラン』でお願いしております。

◉10~12月限定『七五三プラン』の2つのコースについて

最後に、10~12月の『七五三プラン』についてです。

こちら秋の七五三をご検討の方は読んで頂けると嬉しいです。

10~12月以外の七五三の撮影は『アニバーサリープラン』をお選び下さい。

 

さて、今回コースを2つに分けた背景について先ず書きたいと思います。

数年前から、神社やお寺側が「外部カメラマンの撮影禁止」と掲げる事が増えてきました。

禁止でなくとも、制限があったり、事前申請が必要だったり、

撮影の為の料金を支払う必要があったりするところもあります。

原因は、出張カメラマンが増えた事、

それに伴い他の参拝者の方などに迷惑になる行為をするカメラマンがいる事により、

規制がかかる様になってきました。

「迷惑行為」には幅があり、

お客様の為に一生懸命になったが故の、

私たちからすれば情状酌量を願うものから、

上がってはいけない場所に登って撮るなどの、

破天荒事例も聞いたりします。

「神社撮影のマナー講座」など開催してどうにかこの流れを食い止めようとしてくださっている同業の方もいますが、

私としては、

勿論、他の参拝者の方や神社に迷惑になる様な行為はしない様に十分注意しますが、

神様に対する何かとか、

神社で撮影するにあたってカメラマンはこうするべき、

みたいな意見は特にありません。

「撮影はご祈祷が終わってから、神様に挨拶してから。」

というお客様にはその様に従いますし、

「今日は撮影だけ。ご祈祷は後日します。」

というお客様にはその様に従います。

一つだけ、

「外部カメラマンの撮影禁止」とハッキリ明示している場所の場合は、

お客様に変更をお願いしております。

 

ただ、基本意見を持たない様にしている私も、

今年の春に東京でも1,2を争う?大きな人気の神社で撮影をした際に、

そこには50組位の家族がいて、それぞれに1人か2人カメラマンが付いていて、

まあ50はちょっと大袈裟かもしれませんが、

なんと言うか、その50組がそれそれの映えスポットを交代で回りながら

テンションも爆上げで、すごーく静かなカメラマンさんもいたけれど、

私なんかもすごいうるさいと思うのですよね。

で、ふと我に返り周りを見渡した時に、

「ここはトゥーンタウンかな?」

という気がしたのですよね。

東京ディズニーランドやん、と。

そこの神社は外部カメラマンの撮影も可ですし、

同業者同士、気を使い合いながら撮影出来ていてまあ良いのですが、

その光景を見て私は、

「もうこれは飽和状態や。もうマナーとかの問題じゃないんじゃないかな。

神社はん側としては、もうこのアミューズメント化自体無理なのでは?」

と思ったのですよね。

勿論、神社側にも「大体のことはOK!」という雰囲気の場所もあれば、

もう、私たちカメラマンは肩を細ーくして撮影する場所もあります。

 

私たちはお客様の為に色んな写真を残してあげたいと頑張るけれど、

本来の七五三って何だったけ?という事や、

確かに神社は公園ではない、という事や、

あと私が強くずっと気にしていたのは、

神社での撮影になると、私が完全にペースを作る事になるという事です。

写真を撮ってもらう為に依頼しているのに、

神社に着いても何の指示もしてこないカメラマンがいたら

逆に、え?となると思うのですが、

それにしても、参拝が撮影のためのものになりすぎてないか?というのはずっと気になっていました。

お子様にとって七五三の日が、「楽しかったね。」という思い出になれば、

そして親御さんが写真を喜んでくれたら、

もうそれで私は任務無事に完了、なのですが、

それもこれも、「お客様はこう望んでいるであろう。」

と私が勝手に自己判断したやり方であって、

本当にお客様が、

七五三での「たかいたかい」や「よーい、ドン!」などの写真を望んでいるのかをよくよく調査した事はないのです。

という、諸々の事がありまして考えた末に、

お客様に選んでもらおうと2つのコースに分けた次第です。

以下に2つのコースについて詳しく説明します。

・スタンダードコースについて

お支度撮影1時間

神社・お寺での撮影1時間

基本のショット+様々なポージングショット

和傘持参あり

 

従来通りのコースです。

神社やお寺では、基本私が仕切ったり指示を出す感じになると思います。

基本のショットに加え、遊ぶ様に様々なポージングのショットをお撮りします。

 

・ライトコースについて

お支度撮影1時間

神社・お寺での撮影30分程度

基本のショットのみ

和傘持参なし

 

私の撮影は「お支度命」「お支度ありき」「お支度大好き」なので、

こちらは従来通り1時間お支度撮影に当てます。

3歳5歳共に1時間あれば丁度いいと思います。

私が到着する時はまだパジャマで朝ご飯を食べててもいい位です。

7歳は1時間で終わらない事が殆どなので問い合わせ時にどの様にして頂くかお知らせします。

 

お支度が終了したら神社に共に移動します。

私の体感では車の移動でも長くても15分位にとどめた方がいいと思います。

着物でお腹が苦しく、移動中にテンションガタ落ちする子はまあまあいます!

 

肝心の神社の撮影ですがライトコースは、

家族ショット

きょうだいショット

祖父母とのショット

主役のソロショット

と、基本のショットのみをお撮りします。

「たかいたかい」や「よーいドン!」の様なポージングショットはお撮りしません。

和傘の持参もありません。

ただポイントは、拘束時間がスタンダードコースと同じ2.5時間あります。

 

去年末の七五三の撮影の際に、

同じような事を書いた前のブログに共感して下さるお客様がいて、

神社では基本ショットのみの撮影を2回させて頂けました。

そこで感じたのは、

お子様によっては神社に到着して直ぐに気持ちが温まってる訳ではない

という事です。

長引くほどダレてくる子もいるので、調子のいいうちに撮れてしまえば撮影は早めに終わります。

家族でゆっくりお参りをしたり、私の仕切らない七五三の時間も過ごして頂けます。

到着した時点で気乗りのしない子の場合は、

最大拘束時間を使って頂いて先にご祈祷に入ってしまったり、

おやつタイムなど設けてみたり、

どんぐり探しをしてみたり、

かくれんぼをしてみたり、

ベストな状態で基本の撮影に臨める様に温めの時間に出来ます。

お支度撮影を1時間、30分以内に移動したとして、

神社やお寺での撮影自体が30分としても、

温めの時間にまだ30分は使って頂けます。

必要なら私は気持ちの温めに協力します。

テクニックは割と持っていると思います。

 

そうなのです、実はライトコースはけっこう難しいのです。

撮影が短い分、納品ショットが少ない分、

基本ショットの重さが増します。

時間自体も短くして無理やり基本ショットを撮るよりも

時間の余裕は確保する様にプラン組みしました。

 

スタンダードコースでも遊ぶ様に撮るので、

お子様本人はあまり負担がある様に私は感じないのですが、

実は神社で1時間も撮影時間があるのが疲れるわ〜という

親御さんは結構いるのではないかと思っています。

七五三って親からすると疲労度が半端ないイベントですものね。

という事で、以上です。

秋の七五三は毎年7月にリピーター様の先行予約

その後に一般枠の先行予約がございます。

夏前にまたブログやインスタグラムで告知しますね。

そして春の七五三は、依然としておすすめしております。

春は神社も空いており、

気候的に3~6月上旬の梅雨前がいいですね。

 

今日もとても長くなりました。

いつも読んでくださる方、本当にありがとうございます。

「遠方で撮影は頼めないけれどファンです。」

と、ブログを上げると毎回の様にメッセージを下さる方もいて、

私は、撮影したお客様だけでなく、

その様な方も本当に嬉しく思っております。

いいんだよ別に、撮影は私じゃなくても、

皆様、私の大事なお客様であります!