2025年秋の『七五三プラン』先行予約について。

皆さま、こんにちは!フォトグラファーの沼山かおりです。

ホームページのブログの更新が年に1回になってしまっている私ですが、実はnoteの方をひっそりと?はじめていました。

このホームページのブログも、飾ることなく、

リリー・フランキーとみうらじゅんの本で培った文体でもって私らしく書いてきましたが、

いちを「公」の顔とテンションで書いているところがあります。

ですが、noteの方はもっとオフに近い感覚で書いております。

大学の学業をしていて感じたことや、40代で感じること、子育てのことなど、

ペースはゆっくりですが、書いていきたいと思いますのでよければお暇な時に覗いてみてください。

お客様から、思いがけず、「沼山さんがnoteはじめてくれて嬉しい」と言ってもらったり、

あげた記事にインスタのDMで感想をくれるお友達もいたりして、

本当にとっても励みになっております。

しかし、基本は大学のレポートのための自主トレのようなところもあり、

なんにしてもやはり自分は書くことが好きなのです。

 

さて、季節はもう6月ですね。

一昨日位に年明けなかったっけ?というのは毎年言っておりますが、本当に早いですよね。

今年も秋の『七五三プラン』の先行予約の季節となりました。

初めに、先行予約のスケジュールについて記載します。

その後に、今回改定したプランについての説明をさせていただきます。

最後に、七五三撮影のよくある質問的なものを記載していきますね。

 


秋(10〜12月)の『七五三プラン』について


まずはリピーター様限定で先行予約を開始させていただきます。

◉リピータ様先行予約 7/6(日)13:00〜

となります。今回、沼山の撮影ははじめてというご新規のお客様は24時間後とさせていただきます。

◉ご新規様先行予約 7/7(月)13:00〜

古くから私を知ってくださっているお客様に関しては、

沼山の予約が取りにくい、争奪戦、のようなイメージをもたれている方もいらっしゃると思うのですが、

実はそうでもありません。

平日に七五三を行うことを考えており、いくつか候補日がある方はそんなに焦らずにご予約いただいて大丈夫かと思います。

ただ、候補日が一つしかないとか、10月11月の土日で考えている方は、

大変申し訳ありませんが、ご予約開始と同時か、なるべく早くコンタクトフォームを送信ください。

あと、大事な変更点として、

『七五三プラン』に限り、日曜・祝日の休日料金を-5,500円と値引きしております。

土曜と同じ休日料金にしましたので、お日にち検討の幅が広がるかなと思います。

ただ、日曜・祝日は、平日・土曜と違ってキャンセル規定がございますのでご注意ください。

また、日曜・祝日のご予約は、最終の撮影終了時間を12:00より前でお願いします。急な延長にも対応できない場合がございますのでご了承ください。


『七五三プラン』の新しいコース3つについて


今年も『七五三プラン』を改定させていただきました。

価格を上げるというより、昨今の神社事情や、多様な要望にどう対応できるかと考えたものになります。

フォトグラファー界ではよく話題になるのですが、お客様にあまり知られてないなという、

私たちのような出張フォトグラファーの撮影を禁止する神社やお寺がどんどん増えているということについて。

これは書き方が非常に難しく、こう書くと神社やお寺の締め付けが厳しくなっていると私は言いたいように思われるかもしれませんが、

そうではなくて、神社やお寺が本来は写真撮影のための場所ではない、ということが基本かと思います。

私は10年以上、七五三の出張撮影をさせてもらっていますが、神社さんやお寺さんにとても寛大にみてもらっていたのだと思います。

そのようにして時が流れ、出張フォトグラファーの数もとても増えました。

問題は、狛犬にまたがるとまではいかないまでも、それに近いようなことをするクレイジーなフォトグラファーさんがいるとかいないとか、

神社やお寺さんも寛大にみてもいられない事態も起きてきたということがあります。

私は正直、常識人ではないので、どの行為が非常識だとかを言及したくないのですが、

基本的に、神社やお寺がダメだということは守る、という基準をもちます。

神社さんやお寺さんが直接言及しているわけではなく、

フォトグラファー同士の、「これもダメだろ」「そういう常識がないことするから撮影できなくなるんじゃなか」という、意見は良いかと思いますが、晒すことやボッコボコに叩くことからは距離をとりたいです。

多くの神社さん、お寺さんは、「良識の範囲で、ご自由にどうぞ」と笑顔で言ってくださいます。

私の「良識」は誰かの「非常識」かも知れず、とても判断に迷います。

例えば、神社で、お子さんが走り出したら私は止めずに撮影していました。

でも、「神社では走るな」とか「転んだら危ないから」とか、

個人の基準は色々あると多いますが、私が走らせた場合でなくとも、

「神社で走っている子を撮影している私」は、非常識なフォトグラファーとして判断されることもあります。

また、ジャケットなどキチッとめの服装をしているかどうかなども判断されますが、

それはどちらかといえば神社やお寺がというより同業者の目のように思います。

「お客様のためにいい写真を撮りたい」という私の思いと、

「いい写真を撮ってくれよ」というお客様の思いは一致しますが、

撮影という行為を公共の場所で、とりわけ神社やお寺という場所でする場合は、

考慮すべきことがあるということ、

そしてこれが私にとっては一番大事なのですが、そのことをお客様と共有しておく必要があるということ、

そのために、コース説明の冒頭に字数をさいています。

つまり、

「今後の、特に秋の七五三撮影においては、春の神社やお寺が空いてる時期と同じような、また従来のような(過去に撮影したごきょうだいの七五三の時と同じような)撮り方ができないかもしれません。」

「でもそれは、神社やお寺により、その日の混み具合によりなどまちまちで一概に言えません。」

という感じです。

そして、これはやはりお願いすべきかと思い、プラン説明に加えさせて頂きましたが、

神社やお寺で撮影する場合は、特別な事情がない限りは基本的には同じ場所でご祈祷・ご祈願をおうけいただくようお願いします。

「そんなに厳しいの?」と思わせてしまったかも知れませんが、

私が撮影させてもらっている感覚では、社務所にご挨拶にいくと親切にご案内してくれる神社さんやお寺さんばかりです。

七五三という日に何を優先するかは、お客様にとってそれぞれかと思います。

いつもご挨拶にいく神社に行きたい、とか、

何より写真重視!とか、

神社やお寺にいけない、行く必要がない、とか。

 

なので、七五三撮影をお願いしようかなと思う時、

何を優先したいかを基準に考えて頂きたいなと、

そこで以下の、3つのコースを作りました。

○参拝コース

お支度撮影(1時間ほど)+神社やお寺での撮影(1時間以内)のプランです。
境内での撮影は、きちんとめのショット+自然なショットをお撮りします。どのように撮影するかや和傘などの小物の使用は神社やお寺のルール内でとさせていただきます。特別な事情がない限りは、撮影外のお時間でご祈祷やご祈願をおうけいただきますようお願いします。

○参拝なしコース

お支度撮影(1時間ほど)+神社やお寺には参拝せず、公園などでのロケーション撮影(1時間以内)のプランです。
ロケーション撮影は、「おじいちゃんおばあちゃんに会いにいく」や「馴染みのまちを散歩する」など自由にどうぞ。

○昔ながらの玄関前コース

お支度撮影(1時間ほど)+参拝出発前の玄関先などでの家族ショット、ソロショット、きょうだいショットなどをお撮りして終了のプランです。
参拝はご家族だけでゆっくりどうぞ。

お支度撮影は全てに付きます。

2013年に独立して出張撮影をはじめた頃から、七五三のお支度風景を撮ってきました。

すっごく可愛くて、価値があると思ってきたからです。

お支度を撮らないなら私である必要がないと自分で言い切るほど、ここはわがままにいかせてください。

「参拝コース」が従来のコースです。

どのような撮り方になるかは状況によりますが、神社やお寺でも1時間ほど、しっかり・のんびりお撮りするコースです。

きちんとめに立って撮るショットなどはどの状況でも撮影ができるかと思いますが、

公園で撮るようなダイナミックな動きの撮影が憚られたり、

神社によっては和傘の使用が禁止されていたりがございます。

「参拝なしコース」は、公園や河原などでのロケーション撮影を希望される方や、

着物を着ておじいちゃんおばあちゃんに会いにいくなどの、日常の延長の七五三など、

かなり自由なコースです。

 

「昔ながらの玄関前コース」は、大正とか昭和っぽい、あの玄関前で撮る家族写真のイメージで、

お支度撮影をして、参拝に行く前の記念撮影をちょちょっとしたら終わりというコースです。

私は正直、我が子の七五三撮影をどなたかに頼むとしたらこのコースでいいと思うタイプです。

かなり渋めのコースかと思います。でも、七五三本来の参拝は撮影なしで、家族だけで過ごせるいいコースだとも思っています。

金額などの詳細は、Planのページをご覧ください!


よくある七五三撮影の心配・疑問点について


私の七五三撮影についての暑苦しい想いは過去ブログにたんまりとありまして、

万が一興味がありましたら、右下のカテゴリー『七五三プラン』から記事を読めます。

ここでは予約の注意点やよくある質問などを書いていきますね。

⚫︎ご予約の注意点について

『七五三プラン』の先行予約対象月は10~12月となります。9月は通常通り1ヶ月前予約の8/1,7:00am予約受付開始となります。

9月に七五三撮影をしたい方は『アニバーサリープラン』にてお撮りします。

が、去年は9月末まで完全な夏でした。もう9月は夏かもです。七五三はけっこう厳しいかもしれません。

 

ご予約数は、週のうち2本までは七五三の先行予約枠としたいと思っております。

他は、通常のプランのための枠として確保したいので、2本埋まった時点でカレンダーを閉じてゆきます。

カレンダーを予約前にチェック頂き、空き日程をご確認のうえ、コンタクトページよりフォームを送信ください。

また、ご予約の際に希望日はなるべく第三希望までお入れ下さい。

夏の先行予約は予告なしに終了します。

その後に七五三の撮影のご予約を希望される方は、通常の1ヶ月前予約開始以降にお願いいたします。

⚫︎そもそもどういう順序で段取れば!?

基本的には、フォトグラファーの予約が確定した後に、着付師さんの予約、着物のレンタル手配、参拝場所への確認やご祈祷の予約など、という流れになるかと思います。

これに加えて、両家への連絡やお食事処の選定・予約など、本当に大変な段取りなので、パパもやって頂きたいです。

⚫︎おすすめの神社はありますか?

これは私の個人的な意見ですが、基本的には地元の氏神様がいいのではないか?と思います。

写真を重視する場合に、有名な大きめの神社をご検討される方もいらっしゃいますが、写真を重視される方こそ人が少ない神社を検討することをお勧めします。

また個人的な意見になりますが、敷地の広〜いお寺さんが私は好きです。増上寺とか池上本門寺とか。

出張フォトグラファーの撮影がそもそも禁止であったり、撮影のためのお金を支払う必要のある神社さんなどもあるので、HPなどで確認いただいたり、私の方でも問い合わせ時に相談させていただきます。

多分何より1番大事なことは、自宅から近い場所を選ぶということです。

私の経験上、車での移動が15分~20分をこえてくると、慣れない着物で車に乗り気持ち悪くなってしまったり、お支度の際はごきげんだったのに移動に疲れてふきげんな状態で神社やお寺に到着するお子さんがでてきやすいと感じます。

⚫︎雨の場合はどうしたらよいですか?

私は、予約の上限数を設けておりますので、予約をお受けした方に関しては振替日の余裕があります。

ただ、土日祝日への振替は難しい場合の方が多いです。

もし、雨の延期をご希望の場合は遠慮なく相談ください。

お着物の予約や、祖父母が遠方から参加など、延期が難しく決行の場合は、天気予報を見ながら時間をずらしたりなど可能な限り臨機応変に対応いたします。

雨の参拝の場合でも工夫してお撮りします。

正直、「雨か!!!」と大人はがっかりすると思いますが、子供はあまり関係なく楽しそうだったりします。大事なのは、私たち大人も楽しむことです。大人は自分を誤魔化せます!!私の方は雨の撮影でも全然大丈夫です。

⚫︎お熱などの急なキャンセルは大丈夫でしょうか?

平日・土曜はキャンセル料なども発生せず、延期の対応をいたします。日曜・祝日に関してはキャンセル規定がございますが、ひとまずご相談ください。

私が感染症にかかった場合などの規定はguideをご一読お願いします。

⚫︎出張の着付けヘアメイクさんを紹介してください。

提携ではなく純粋な紹介になりますが、お問合せ時にお知らせいただければ数名紹介いたします。

美容院でのお支度を検討の場合は、撮影が可能かご確認お願いします。

⚫︎我が子が着物を着るか心配です。着物以前に色々心配です。

もしお子様に発達障害や特徴がある場合は、お知らせいただけると嬉しいです。無理なコミュニケーションを避けるよう努力します。

ただ、ぐずぐずしているなどは基本大丈夫です。

何が大丈夫なのか分からないと思うのですが、「沼山の場合大丈夫らしい」と思って頂けたら嬉しいです。

私は、「ここに立ってみて!」など神社やお寺でお子様に指示を出しはしますが、全然聞かなくても全然大丈夫です。

全てが可愛いので全てを拾って撮影します。

もともとミッションインポッシブルなものであって、

お子様がどのような状況であっても大丈夫というか、その中でなんとかしていくのが七五三だと思うのです。

なので、お子様の状態による「失敗」は基本ないと思うのですが、

(あと私が、今日は撮れない!という状況もないです)

「失敗」があるとしたら、その状況の中での私と親御さんのズレかと思います。

「こんな写真を撮って欲しかった」や「こうしたかった」の私の聞き取り不足や、

お客様からの遠慮があると後悔が残るかも知れません。

なので、

「我が子は今、寝っ転がって地団駄踏んでるけども、私としてはこんな写真は残したいのです」

などあれば遠慮なく、お子様の不機嫌も無視して、自分の望みを私にお伝え頂けたら嬉しいです。

着付師さんや私のコミュニケーションで、地団駄さんをご機嫌さんにできたら上出来であり、

しかしそうもいかない時にはやはり親御さんにも協力してもらって共にお子様の気分をアゲしていって、

でもダメな時があったとして、それでも沼山が汗をかきながら一生懸命やったか、

もしくは、お互いがズレたままで終了したかは大いに違うと思っています。

きっと親御さんは自分の気持ちを飲み込むことのほうが多いと思うのですが、

私としては一旦どんなことでも伝えていただけると嬉しいです。

私が丁寧に聞き取る努力をすべきは勿論なのですが、七五三撮影は外から見るよりフォトグラファーは必死になので当日は及ばなかったりします。

なので、本当に、なんでも言ってください!

そして、当日をお子様本人が楽しかったと思ってくれて、

親御さんは絶対の絶対に疲れると思うのですが、その疲労が心地よいものであれば私はとても嬉しいです。

さらに写真を納品した時に親御さんが満たされてくれたらもっと嬉しく、そのために頑張ります。

今年も沢山のお客様の七五三の撮影に立ちあえたら嬉しいです。

7/6(日)、7/7(月)のご予約、お待ちしております!