2019年秋の七五三撮影について。(8/1より予約開始)

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです*

8/1より、2019年10~12月の七五三出張撮影のご新規のお客様のご予約がスタート致します。

私事で申し訳ないのですが、今年は次男が0歳の年という事もあり

プラン内容や空き日程など調整させて頂きました。

またリピーターのお客様のご予約を早めに受付け、

キャンセル規定の取り消し(日曜・祝日はございます)

などさせて頂きましたが、来年度はまた細かい部分が変更となる予定です。

来年度でご検討の方は、また2020年年始のお知らせをお待ち下さい。

 

さて今年の七五三ですが、春も沢山のご依頼を頂きありがとうございました。

また、早くに日程調整などをしてご予約頂きましたリピーター様もありがとうございます。

そして予約スタートをお待ち頂いているご新規のお客様、お会い出来たら嬉しいです!

以下に注意点をまとめさせて頂きましたので、ご確認お願い致します*

①日程について

ホームページのcontactフォームに『ご予約状況カレンダー』がございますので、

そちらから空き日程をご確認の上、なるべく第三希望までお日にちをお選び下さい。

1日2組様までとなります。

『終日満』となっている日はご予約は締め切りとなっております。

『午前満』『午後満』となっている日は半日空きがあります。

(すでにご予約頂いてる方のプラン内容や場所によっては、半日の空きがある日でもお伺い出来ない場合がありますのでご了承下さい。)

平日の何も記載のない日は空いております。

また、今年度は基本日曜と祝日は定休日とさせて頂いておりますが、

すでにリピーターの方のご予約で休日がほぼ埋まってしまったので、

ご新規のお客様の為に少し空けました。

ですが、日・祝は休日料金が高い事と、

キャンセル・日程変更の規定がございますのでご注意下さい。

ご予約の際は、『guide』ページをよくお読みの上、

ご検討ご予約お願い致します。

②プランについて

プランにつきましては、お支度撮影ありのロングと神社のみのショートがございます。

私の撮影ではお支度ありを断然お勧めしておりますが、

撮影が出来ない神社併設の場所でお支度をされる方や

他ご事情がある方もいらっしゃいますので、

その様な方はショートをお選び下さい。

③お支度について

お支度から撮影の方は、大体以下からどの様な予定かお知らせ下さい。

・自宅でご家族の方がお支度

・美容院などでお支度

・自宅に出張の着付けヘアメイクさんを呼んでのお支度

例えば下のお子様がまだ赤ちゃんの場合などは、お家でのお支度がお勧めです。

下の子がチョロチョロ転がっている、上の子のお支度風景はとても可愛いですよ!

3歳さんのお支度で、被布でしたらママさんやおばあちゃんがお支度をする事も可能だと思います。

お支度撮影をしないのは、勿体ない!!勿体なさすぎる!!と思いますので、

もう必須という感じで考えて頂けると嬉しいです!

④神社やお寺について

神社やお寺が決まってないお客様に良く、「お勧めの場所はありますか?」と聞かれるのですが、

私の個人的な意見としましては、

地元の氏神様の神社です。

皆さん、「小さいし暗いからどうかな、写真映えするかな」と心配されるのですが、

大丈夫です!

逆に有名な大きな神社に関しては、

シーズンはそもそも七五三のお参りの方が多いですし、

また観光客が沢山いたりするととっても大変です。

 

お子さんが良い顔をした瞬間、

自撮り棒のなぜか蛍光色のジャケットを着た外国人観光客の方がぬっと背景に現れたりすると、

勿論、私には何の権利もないのですが、

内心、「あーーーーーー!!Noーーーー!!」となります。

 

暗い場所は明るく撮ることが出来るし、

小さくても、お子様がのびのびを動き回れる場所が良いと私は思います。

何より七五三は写真の為のイベントではなく、

お子様の成長を祝い、感謝する行事なので、

自分が住む場所の氏神様にお参りするというのが良いのではないかなと思います。

でも色々ご事情ある場合もありますよね。

都心の大きな神社がいいけど特に候補がないなどの場合はご依頼時にご相談下さい。

個人的にはお寺、お勧めです。

 

神社やお寺について、最後にお願いがあります。

私の出張撮影をご依頼いただく場合は、必ずご祈祷やご祈願をその神社お寺で受けて頂きたいです。

ご事情があり当日受けられない場合は、事前に、また後日同じ場所で受けて頂きたいと思います。

近年、出張撮影をするカメラマンのマナーの悪さから、

私たちの様な外部のカメラマンの撮影を禁止する神社さんも増えてきました。

これは私たちの問題なので、私も十分配慮して撮影させて頂きますが、

ご祈祷をせずに撮影だけして帰っていく

という事も問題になっている様です。

こちらどうぞ宜しくお願いします。

最後に、

先日『リトル・ママ』というフリーペーパーの取材を受けまして、

9月号の七五三特集に出張撮影枠で私を取り上げて頂いたのですが、

その際に編集者の方とお話をしていて、

親御さんにとって七五三という行事がどれだけ大変かという事を改めて考えさせられました。

着物や着付け師さん、写真スタジオやカメラマンの手配から、神社の選定や確認、両家の両親との連絡の取り合いや、お食事処の選定や予約など事前にする事もわんさかあり、

さらに当日に、子が着物を着るか、ちゃんと写真が撮れるかという懸念など。

で、ここまでして当日着付けを嫌がり写真もまともに撮れなかったという例もあると。

でも、「まとも」って何だろうなとも思うのです。

今は写真を「見せびらかす」時代なので、

『七五三写真』に関しても、親御さんは幅はあれど少なからず、

「こんな風に撮れたらいいな」という理想があると思います。

 

私も我ながら、人様のお子様ながら、

最高に可愛い七五三写真をバンバン載せてるので、

我が子もこんな風に撮りたい!と思われる方もいらっしゃると思います。

 

でも、私のお客様は私のブログを本当に良く読んで下さっていて(本当に感謝です)、

私の「まとも」は結構「まとも」じゃない事、

「まとも」じゃないシーンが可愛いのではないですか!!!

という事をよく理解して下さっています。

これは出張撮影だからこそ出来るスタイルでもあります。

全てをその子の個性として、

「これが正しい七五三写真だ」というイメージにはめ込もうとせずに、

何でも受け止めて、寄り添って、一緒に楽しめば、

絶対いい写真は撮れます。

私が思ういい写真というのは、お子さんが楽しい事が分かる写真です。

ここで初めの親御さんの大変さに話は戻るのですが、

事前の準備などの大変さに関しては、

「パパさんも手伝って、100歩譲ってせめて自分の親に連絡位は自分でして!」

という感じなのですが、

当日の懸念に関して。

ここは親御さんには、写真的な理想は思い切って捨てて貰いたいというのが正直あり、

その上で私も可能な限り一緒に大変さを受け止めたいと言うか、

軽減させてあげたいと言うか、

どんな事が起きても私は大丈夫!だって全部本当に可愛いと思って撮ってるので!!

と言いたいです。

当日我が子がグズグズだと、「カメラマンさんに申し訳ない」と親御さんはご自分を責めてしまうのですが、

もう、全然!!全然です!グズグズが最高に可愛いのです!と私はいつも言っているし、

実際、グズグズが最高に可愛い写真もブログにあげて可愛さを証明していますし、

実際、全データを通しで見ると最高のストーリーになっているのです。

当日はグダグダすぎる我が子にゲッソリしても、

その写真は10年20年とどんどん熟成していき、

我が子が成人する頃に見返せば、

「あのグダグダもどれだけ可愛く愛しかった事か。」と思うはずなのです。

(私もまだ我が子で経験してないから分からないけど、でも絶対そう。)

そしてここがポイントなのですが、

そうして私たち大人がゆったりとした心で見守り、

一緒に楽しんでいると、

子供はちゃんと分かってくれるのだと思います。

嫌がってた着物を着てくれたり、楽しい表情が沢山出てくる様になります。

機を待つと言う事も大事で、それにも臨機応変に対応出来る出張撮影は良いのではないかなと思います。

 

あと、親御さんがゆったりとした気持ちでいてくれると、

私たちカメラマンものびのび撮れます(笑)

そうすると結果、良い写真が撮れます!

 

長くなりましたが、兎にも角にも、

3歳さんも5歳さんも7歳さんも、

こんなに大きく、無事に育ってくれてありがとう、

あなたは私たちの宝物だよ、

という気持ちで一生懸命お撮りします。

 

ご新規のお客様は8月1日の0:00からの受付、先着順で日程調整させて頂きます。

調整がつき次第ご返信致しますので、少々お待ち下さい。

すでにご予約済みのリピーター様も順次内容確定させて頂ければと思います。

今年七五三でお会いできる皆様どうぞ宜しくお願い致します*

可愛いだけじゃ終わらない、終えれない、3歳双子の男の子の七五三。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです*

3歳女の子の春の七五三投稿が続きましたが、

今日は3歳男の子の七五三のお写真を紹介します。

しかも、2人。

年に何回も撮らせてもらってるご家族で2人が0歳の頃からのお付き合いです。

私が到着するとテンションが上がってしまって、しょっぱなからこう!

嗚呼、愛すべき男児。しかも2人。

私も男の子のお母さんですし、息子溺愛なので、

男児のこういうとこたまらなく好きで、盛り上げちゃうのですが、

なんか、今日は、程々に?した方が?良さそうな感じ?ですね。

とりあえず、先ずズボンを脱がす事は成功しましたよ。

自由度が上がってしまった。

元々ママさんも七五三と言ってもキッチリ考えすぎずに、

「着物着るかな?着ないかもな?」という感じだったのですが、

とりあえず今の所は着る感じしません。

着てくれる気がしません。

テンションが高いうちはそのまま放出させよというのが私の考え。

着物の事は私も一旦忘れる事にしました。でも一旦ね。

あーーーーー!!!

ついに脱ぎ出しました!

あーーーーーー!!!

もういいや!最高!!!

もう何でもやれやれーーー!!!

もうね、こういうフレームインも大好きですよ。

混沌とした感じがね。

普段は怒られるであろう、テーブルONもノリでやってみる。

でも、そんな中でも私たち大人は機を伺っているのです。

そして、遊びに夢中な君達にちょこちょこ交渉を重ねていくのです。

そうだ、思い出してきました。

3歳ってこうだったなと。

ただただ可愛い0~2歳が終わり、

男子っぽいおバカさが現れはじめる年頃。

そして鼻ホジホジして、

食べる年頃。

え、何食べてるの?と。

美味そうだね、と。

赤ちゃんの時は当たり前に可愛いけどね、

3歳のこの感じも最高に可愛いよ。

君達は本当に毎日楽しそうだもの。

着物も着てないのに汗でしっとり。

サラリと紹介してますが、この時点で納品のお写真的には100枚目くらいですからね。

そんなこんなで、緑担当さんはお着物着てくれました!

黄色担当さんは・・・まだ・・・、着ませんね。

でも仲良しの双子さん、1人が着れば、

もう1人も着る。

お調子にも乗る。

ワサワサして着せるの大変。

性別で一括りにしてはいけないのだろうけれど、

本当男子はジッとしていませんよね。

女の子はお支度中もしっかり座ってられるのだけど。

うちの長男も3歳の頃なんか、食事中何度「座りなさい!」と言ってきた事か。

 

でも、街ですれ違うおば様なんかに、

「え?男の子?そりゃ大変ね〜!!」

とか言われても、男の子しか産んでないので大変かどうかはよく分からないというのが事実。

 

でも性別というより、個人の差ですかね。

大変なのかもしれないけど、それを余裕で超える可愛さです。

と思ったら、あれ。

黄色担当さん脱いでる。

緑担当さんも来た。

じゃれ合ってる。(かわいい)

着付け一向に終わらない。(かわいい)

そして着崩れる。(パンツ落ちてる)

やっぱ・・・、大変ですね。

なだめ賺し、もう一度着せる。

緑担当さんは神社に持っていくぬいぐるみを決める。

タコさんにするらしい。

「うん、持ってこう、持ってこう。」と言いつつ、

出発までに忘れさせる方向で進めていこうとする大人。

そうそう、この千歳飴っていうの持っていくからね。

タコさんを忘れさせる事に成功する。

と、ここでまた黄色担当さんが脱ぎたがる。

この切ない顔を見てしまったら、もう・・・。

ここで家族会議。

「じゃあ、もう2人とも普通のお洋服でいく?」

という事で、振り出しに戻りましたーーーーー!!!

俺たちの勝ちだぜ。ホジホジ。

3歳男子×2の威力は凄まじく惨敗の私たちですが、私のブログを読んで下さってる方でしたらお分かりだと思います。

ここで着なくてもきっと大丈夫。

という事で、お着物を持って神社に向かう事にします。

パイナップル君達が神社に到着しました。

どうしてもお着物を着ない場合、環境をガラっと変えるのはやはりいい手段です。

待合室をお借りしてお着替えをしてみる事にします。

「イヤイヤも可愛いのだから自然でいいじゃないか」という様な事を私はよく言ってますが、

それは『着物を着なくてもいいではないか』というのとはちょっと違います。

 

七五三はそれぞれ、一生に一度のハレの日ですし、

親はやっぱり可愛い着物姿は見たいものだし、写真に納めたいです。

はだかんぼ逃亡犯(笑)

泣いてまで無理やり着せて、「ちゃんとしなさい!」と写真を撮っても、

それで本人が『七五三が嫌なものだった』となってしまったら、

七五三って何の為のものだろうとなってしまうし、

私はそれはすごく嫌です。

でも親の立場だったら、子供が着物を着ない、グズグズばっかりしていたらイライラしてしまうのもよく分かります。

親としての『七五三の理想』の様なものがどうしたってあるので、

思い通りにいかない場合、

その為に費やしてきたお金だとか準備の労力だとかもあり、

ガックリきてしまうのは絶対そうです。

 

私自身も、このブログで『根気よく子供の好機を待つ』なんて言ってるし、

息子の溺愛っぷりを書いているので、

心の広いスーパー優しいお母さんに見られがちなのですが、そんな事全然なくって、

我が子の七五三で息子がグズグズと着物を着なかったら、

イライラするか、即モノで釣ろうとしますね(笑)

我が子だったらそんなものですが、

これは私の仕事です。

グズグズが全部可愛いのも、根気よく待てるのも、第三者だから、仕事だからという側面が勿論あるのです。

(本当に心から可愛いと思ってるのも事実ですが。)

だからこそ、七五三の撮影なんかは私たちみたいな子供撮影のプロである第三者に入ってもらう事は、

写真だけでない、いい面が沢山あると思うのです。

相変わらず、黄色担当さんは着付けに気乗りしない。

結局ひんむかれる。(かわいい)

『写真を撮る事』が私たちの仕事なのですが、

それ以前に私は、お子さん自身に、

「七五三楽しかった!」って思ってもらいたいのですよね。

これは絶対です。

「着物も辛いし、お写真いっぱい撮られて嫌だった。」

ってな事になったら辞職願出しますよ。

勿論、お子様の笑顔を引き出せる一番は親御さんですし、

撮影の際にもやはり、親御さんに頼る部分がほとんどで、

その日の「楽しい」を共有するのも私ではなく、ご家族なのですが、

お子様のゴキゲン問題が勃発した時に、

七五三に関しては、そこをまるっと受け入れるには、

親御さんだからこそ難しい部分もあると思うのです。

だからこそ、

「着物を着ない」とか「グズグズ」だとかの問題は、

第三者であり、写真とお子様撮影のプロである私達にもっと委ねて楽になってもらいたいと言うか、

それを一緒に楽しんで貰えると嬉しいです。

 

今まで、結局着れなかったという子はいないですし、

やはり、子供の気持ちの切り替え力を私は信じてます。

という事で、大変なお支度をよそに、

家族と2人のカッチリした写真はすんなり撮れるという、

世の中は上手く回っているものですね。

(双子さんのお子さんの場合、2人揃って立って、笑顔、目線あり、の写真を撮るのが一番の難関)

やっぱり3歳の着物姿、頗る可愛いですよね!

私の定番、『千歳飴鬼』ショットですが、

お子様がやらない場合は、大人が全力でやるのもありです。

ママ可愛い!

境内で可愛いお写真が沢山撮れたのであとは緩く、

可愛い顔や、哀愁漂う感じでばかうけ(おせんべい)と共に、

もう自由に自由に撮ります。

ご祈祷も終了したので喫茶で一休み。

ちゃんと2人ともお着物着れたね!ご祈祷も上手に出来たね!

暑い日だったし、一仕事後のジュースが美味しい!

と、この辺でやっぱりお着物脱ぎたくなってきてしまいました。

うんうん、もう脱いでいいよ!

お疲れ様!

と言うより、パパさんと、特に事前の手配などから頑張ったママさん、

「お疲れ様でした!!!」ですね。

改めて3歳七五三おめでとうございます!

やっぱり男の子も3歳の七五三みんなやった方がいいですよね。

こんな可愛いんだもの。

でもやっぱり大変そう?

 

そうですね(笑)

でも、この日の写真はきっと時間が経つほど価値が増していき、

宝物になるはずです。

3歳のやんちゃで可愛い君達の七五三。

撮らせてくれてありがとう。