フィルムカメラで撮ったプチタイムカプセル写真が良すぎる話。

こんにちは。CuiCuiフォトグラファーの沼山かおりです*

先ず、秋のご予約沢山頂きまして本当にありがとうございます!

7/20に予約スタートしまして、その日でほぼ空き日程が埋まりました。

(現在、休日では11/10(土)のみ空きあり。平日も残りわずかです。

詳しい状況はこちらに随時更新しております。)

でも撮影会もそうなのですが、今回の秋の予約は妊娠中により募集枠がかなり少なくって、

いつもお客様に「人気者詐欺」をしている様な気分になって申し訳ないです。

ですが、予約開始を待ち構えていて下さった方は皆様希望の日でお取りする事が出来ました。

今回は私の方のリスクの説明もさせて頂き、

それにも関わらず本予約を沢山頂き本当に嬉しいです。

体調管理等しながら無理なく過ごして、秋に予約を頂いた皆様を無事に撮りきって産休に入れる様努めて参ります。

どうぞよろしくお願いします*

 

そして「つわり」ですが、17週に入った先週辺りからだいーぶ楽になってきました〜(涙)

前にあんなブログを書いたもんだから、皆様に心配をおかけしてしまって申し訳ないです。

でも、「私もつわり酷かったのでお気持ち分かります!」というメールも沢山頂いて

本当に励みになりました。

楽になった今だから言いますが、

『つわり 地獄』『つわり 死にたい』

など、めちゃ病んでるワード検索をしたりする程でした(笑)

本当に死にたいと思った訳ではないですが、

安定期に入るまで可能なら、意識を失っていたいとは思いました。

 

とある質問投稿サイトに、

 

『つわりの妻を持つ夫です。

妻が酷いつわりでとても辛そうで、僕としてもできる限りの事をしてあげてます。

しかし、辛いのは分かるのですが、妻があまりにも女を捨てすぎている、

家事をしなさすぎると思うのですが、いかがでしょうか?

髪はいつもボサボサ、寝たきりで家はグチャグチャ・・・

云々かんぬん』

 

とありまして、

まあ文章を読む限り、優しい旦那様ではあるのですが、

 

『いや、全然分かってないですよ。

奥様は今、傍目には人間界にいる様に見えると思いますが、

その実肉体は「地獄」にいるのですよ。

地獄にいる者に、女も男もないのですよ。

ただ魂あるものとして、地獄の業火に焼かれ続けているのに耐えています。

針の山を登る足を止める訳には行かずに血を流しながら前進し続けているのです。

そんな人にあなたは、「髪をとかせ」だの「皿を洗え」だの言うのですか?』

 

という、これまた病んでる、完璧と思われる回答を心の中で叫んだりしながら過ごし、

大分楽になった今、やっと生きた心地を取り戻しております。

もしこれから妊娠して、つわりの辛さを旦那が分かってくれなくて苦しいなんて時が来たら、

上記の私の暗〜い地下からの回答を、是非ぶつけてやって下さい(笑)

 

という事で、大分元気になりましたので

これまで溜めていたお客様のお写真ブログも少しつづアップしていこうと思います。

が、今日は息子の写真の話。

うちは夫婦共にフォトグラファーですが、

私は「商業カメラマン」というタイプで、写真自体が趣味的であったりすごく好きという訳ではないのですよね。

子供がとにかく好きで、「手段」としてカメラを手にしているという感じです。

なので仕事以外では写真をあまり撮りません。

ですが夫は、時間があればフィルムカメラを片手に出かけては

「作品」になる様な写真を撮っています。

その合間にちょろっと息子の写真もフィルムカメラで撮ったりします。

撮った写真のフィルムをバックの中に溜め込んで、

溜め込みすぎた位にランダムに現像に出しに行きます。

なので、時系列もバラバラですんごーく昔に撮った息子の写真が出て来たりします。

それが、タイトルにある様にめちゃめちゃいいという話。

私は基本、息子の写真はデジタルカメラでしか撮りません。

デジカメはその場ですぐ写真が見れるのがいいところですが、

フィルムカメラは、逆にすぐ写真が見れないのがいいところ。

現像が上がって来た時のワクワク感はたまりません。

また、夫の写真というのは夫の目線であり、

私が見れない息子の姿が映っているという事です。

つまり、『私が見ていなかった過去の息子に会える』

という体験ができるという事です。

これは別にうちの様に夫がフォトグラファーでなくても可能な事だと思います。

勿論、うちの夫の写真は「構図」など上手いので同じ様にはいかないと思いますが、

写真が上手くないお父さんでもいい感じに撮れるカメラ、

それが『写ルンです』です。

プロの写真家さんでも、

「写ルンですは必ずポッケに入れてますね〜。」

なんて方が結構沢山いまして、平成も終わろうとしている今も尚イケてるインスタントカメラだと思います。

ジャッジャっとネジを回して、シャッターボタンを押すだけ。

ピント調整もいりませんし、フラッシュをたくかたかないかの判断くらいで撮れます。

 

そして特に言いたい事は、

フィルムの写真は「荒れ」「ブレ」「ボケ」が逆に良かったりする事です。

これは今回の現像で一番お気にな1枚。

この写真はピントが合っていません。

(ハミチンさんが見えているのでお尻部分は加工でモザイクしています。)

この写真、ピントが合っていないからこそいいなと私は思うのです。

 

逆に自分がデジタルカメラで写真を撮っていてピントが甘い時は

「嗚呼、失敗。残念。」

と思います。

なんだかデジタルカメラでのピンボケ(お仕事でお子様撮影してる際の)写真はあまり「それが味だな」とは思わないのですよね。

 

つまり何が言いたいかと言いますと、

別に写真が上手でないパパが撮った『写ルンです』の写真の

変な構図とか、ピンボケとか、ブレてるのとかは『味』になるという事です。

なので全然、上手である必要はないと思います。

(フィルムにせよ、デジタルにせよ、白光りした露出オーバーの写真だけ良くないかな〜。)

 

なので皆さん、ぜひ旦那様に

「たまに適当に子供達撮って」

と『写ルンです』を渡してみてください。

現像にもお金がかかるので、本当にたまに、あっと思った時にシャッターを切る位でいいと思います。

前回シャッター押したの3ヶ月前だったかも位でいいと思います。

今回私が書いた様な体験が出来ると思いますし、

写真を使ったいい、面白い遊びになると思います。

(フィルムの現像に関してですが、「現像」と「プリント」は別物です。

「現像」だけにして、インデックスにしてもらえますか?と聞くとしてもらえると思います。

インデックスとは撮った写真の小さな一覧表みたいなものです。

そのインデックスで確認してからプリントしたいものだけ選んでプリントするか、

プリントにせず一括CDR化もしてもらえるので、その方がオススメです。)

遊びといえば、相変わらず『チェキ』もオススメです。

『チェキ』ならこの様に子供も撮れますし、

ウイーンとフィルムが出て来て、じわ〜っと写真が浮かび上がってくるのも子供には面白い様です。

うちにはたかほカメラマンが撮ったお父ちゃん、お母ちゃんの写真やブツ撮り(おもちゃなど)のチェキが沢山あります。

あとは、おもちゃなど仕分けごとに写真を撮って、

しまう箱にそのチェキを貼り付けるなどの使い方も出来ます。

子供がどこに何をしまうか一目瞭然になります。

見た目も可愛いし!

最近、スクエアタイプ(スクエアの写真が出てくる)のチェキが新しく出まして、

プロの写真家さんにも大評判なので、

これから買う方はそっちもオススメです。

 

と、まあ、つらつら書いてみましたが、

とにもかくにも、我が子の写真ってやっぱ最高ですね〜♡

皆さんも、プロに頼んだり自分で撮ったり、

我が子写真を沢山楽しんで下さい!

 

最後にお知らせとなりますが、明日8/1〜10まで夏季休暇を頂きます。

緊急のご連絡以外はメール返信などもストップさせて頂く予定なのでご了承下さい。

どうぞよろしくお願いします*

7/20予約開始、秋の撮影についての詳細。ご予約検討の方は必ずお読み下さい*

こんにちは。CuiCuiフォトグラファー沼山かおりです*

先週の火曜日の17日に妊娠5ヶ月、無事に安定期に突入しました。ついでに36歳にもなりました。

そして、ちょうど戌の日でもあったので家族3人で水天宮さんへ安産祈願へ行ってきました。

 

そうです、ついに出歩けるほどにつわりが治まってきましたーーーー!!!

 

前回のブログにFacebookでも沢山コメントを頂き、

わざわざメールを下さるお客様もいて、本当にありがとうございました!

これからお腹が大きくなって来て、撮影時にご迷惑おかけする事もあるかも知れませんが、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

 

そして、今日は大事なお知らせをさせて下さい。

明日の7/20より、秋(10月11月)のご予約の受付を開始致します。

現在、私が妊娠中という事で、例年と違った形態を取らせて頂きます。

それに伴い注意点が何点かございます。

秋のご予約をご検討の方は以下を必ずお読み頂き、ご了承頂けましたらご予約をお願い致します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

①年内のご予約の最終日が11/15となります。11/16〜来春まで産休・育休を頂きます。

復帰の目処については出産後またお知らせ致します。

②平日・土日祝日共に1日1枠のみの受付となります。

土日祝日はご予約が重なる可能性がございますので、撮影の候補日を複数設ける事ができる場合は、ご予約フォームの希望の日時の第三希望までご入力頂けると助かります。

③ご予約日時が重なった場合は基本メールの先着順とさせて頂きますが、希望日が複数の場合は調整させて頂く事もございます。

④既にプライベートの予定で埋まっている日程もございます。

詳しくは「ご予約状況カレンダー」からご確認お願い致します。

⑤最後に一番重要なお願い事となりますが、万が一「切迫早産」や「強いお腹の張り、出血」などがあった場合、こちらから急に撮影をキャンセルさせて頂く可能性もございます。

可能な限り、仲間のカメラマンを探し紹介するなどの努力は致しますが、繁忙期の為に紹介できない可能性も充分にございます。

今年はその様なリスクがございますので、特に七五三の撮影のご予約に関しては上記を充分考慮してご検討頂けばと思います。

その為今年は、前入金制や、キャンセル料の規定もなしとさせて頂き、

お客様都合のキャンセル・日程変更も柔軟に対応させて頂きます。

日曜・祝日の撮影に関しては、こちらでシッターさんの手配がある関係で、前々日以降の日程変更・キャンセルは変わらず実費負担〈5,000円前後になると思います〉をお願いしております。

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以上となります。

私事でごちゃごちゃと申し訳ありませんが、それでもという方がいらっしゃればご連絡お待ちしております。

 

現在のところ、お腹の赤ちゃんの経過も順調で、私自身お腹が張るとか、張りやすいとかいう事はありません。

長男妊娠時も臨月まで撮影しておりました。

ただ、10/9で妊娠8ヶ月に、11/6で妊娠9ヶ月に入りますので、お腹はまあまあ大きいと思われます。

動きがのっそりになってしまうと思うので、すんごい走る男児の撮影などは追いつかないかも知れません。

赤ちゃんや七五三の撮影は追いかけ回す感じはあまりないので、ほぼ問題なく撮影できるかと思います。

9月のご予約も空いており、まだお腹もさほど大きくないと思うのでこちらも併せてご検討下さい。

 

数日ご予約の様子を見させて頂きまして調整し、皆様にご返信致します。

とりあえず日程重視で埋めていきますので、詳しい場所や時間は追い追いで大丈夫です。

調整の時点で、「予約状況カレンダー」を埋めて行きますので、7/20以降にご予約の方は都度カレンダーで空き日程をご確認お願いします。

ご希望に添えなかった場合、今の時点で私が自信を持ってお勧めできる仲間のカメラマン(私とテイストが近いとか、私自身が頼みたいと思う方でかなり絞り込んでます。)を紹介させて頂きます。

特に七五三撮影に関しては日程の融通も効きにくく、一生に一度の大事な行事ですので、沼山でと考えてたけどリスクあるよな〜って方も「カメラマン紹介して!」とお気軽にご連絡下さい。

 

今秋は撮影枠自体をかなり減らさせて頂く予定なので、どの位で予約が埋まってしまうか自分としても未知なのですが、既に事前問い合わせを数件頂いております。

安定期にも入りましたので、これからも無理なく、体力作りや体調管理に気をつけて、

何も問題なく元気に臨月まで仕事を続けられる様頑張りますので、

どうぞよろしくお願いします*

最後に写真を貼っつけておきます。

安定期前は本当につわりが辛くて、仕事以外は寝たきりでした。

何を食べても食べなくても気持ち悪くて1日に何度も吐き、体重は3キロ減りました。(もうほぼ妊娠前に戻ったけど。)

何とか水分はとれたので入院などはしなかったけれど、精神的にもおかしくなりそうでした。仕事がなければなってただろうな。

余裕は全くありませんでした。

 

息子は、例えば洋服を脱ぐ時など、自分がいて欲しい場所にお母ちゃんが来てくれないと写真の様に泣いて怒ったりして、

それはこれまでモロ一人っ子的に私が息子を甘やかしてというか、

「う〜ん、わかった、そっち行く行く〜♡」とチュッチュして育てて来たツケなんだけれども、

少しでも起き上がると吐きそうで辛くて、

寝たまま言葉で息子を制したり、誘導しようとしたり、イライラして「お母ちゃんは辛いんだ!」とそのままの感情をぶつけたりして、

息子はもっと泣いて叫んで、日常でもイライラする事が増えました。

 

私が辛そうにしてる時、頭を撫でてくれたり、

臥せっていても、ずっと私の横でピトッとくっついて遊んだりしていて、

「お母ちゃんちゅらいね。お母ちゃんだいしゅき。」

と言ってくれる優しい、健気な息子なのに、

私は何でこんなポンコツなんだろうと涙が出ました。

何で私から大事な息子との「日常」を奪うのか、

私をこんなにする「つわり」というモノに、ものすごい怒りを感じました。

(妊娠した事や赤ちゃんに対する怒りでは勿論ない。)

でも、

吐いてもいいから、なるべく起き上がって息子の側にいってやろうと

つわりのピークを過ぎたあたりからそうして頑張ってみました。

まあ単なるワガママなんだけど、

そういう細い要望にちゃんと答えて抱きしめてあげないと息子はダメなタイプなのですよね。

こりゃ、2人目が生まれた後も大変だろうなと思うけれど、

そうして一緒にキレたり、チュッチュしたりしながら、

ジェットコースターの様にしばらくはやっていこうと思います。

 

でも、4歳になった今でも毎日本当に可愛いなと思う。

つわりが辛くても笑っていれたのは、息子のおかげです。

妊婦生活、トシだからかな、今回は辛い事のがまだ多いのですが、

こんな可愛いモノをまた0から育てられるんだから、

お母ちゃん頑張らないとね。

残りの息子一人っ子期間も、大切に過ごしたいと思います*