2025年秋の『七五三プラン』先行予約について。

皆さま、こんにちは!フォトグラファーの沼山かおりです。

ホームページのブログの更新が年に1回になってしまっている私ですが、実はnoteの方をひっそりと?はじめていました。

このホームページのブログも、飾ることなく、

リリー・フランキーとみうらじゅんの本で培った文体でもって私らしく書いてきましたが、

いちを「公」の顔とテンションで書いているところがあります。

ですが、noteの方はもっとオフに近い感覚で書いております。

大学の学業をしていて感じたことや、40代で感じること、子育てのことなど、

ペースはゆっくりですが、書いていきたいと思いますのでよければお暇な時に覗いてみてください。

お客様から、思いがけず、「沼山さんがnoteはじめてくれて嬉しい」と言ってもらったり、

あげた記事にインスタのDMで感想をくれるお友達もいたりして、

本当にとっても励みになっております。

しかし、基本は大学のレポートのための自主トレのようなところもあり、

なんにしてもやはり自分は書くことが好きなのです。

 

さて、季節はもう6月ですね。

一昨日位に年明けなかったっけ?というのは毎年言っておりますが、本当に早いですよね。

今年も秋の『七五三プラン』の先行予約の季節となりました。

初めに、先行予約のスケジュールについて記載します。

その後に、今回改定したプランについての説明をさせていただきます。

最後に、七五三撮影のよくある質問的なものを記載していきますね。

 


秋(10〜12月)の『七五三プラン』について


まずはリピーター様限定で先行予約を開始させていただきます。

◉リピータ様先行予約 7/6(日)13:00〜

となります。今回、沼山の撮影ははじめてというご新規のお客様は24時間後とさせていただきます。

◉ご新規様先行予約 7/7(月)13:00〜

古くから私を知ってくださっているお客様に関しては、

沼山の予約が取りにくい、争奪戦、のようなイメージをもたれている方もいらっしゃると思うのですが、

実はそうでもありません。

平日に七五三を行うことを考えており、いくつか候補日がある方はそんなに焦らずにご予約いただいて大丈夫かと思います。

ただ、候補日が一つしかないとか、10月11月の土日で考えている方は、

大変申し訳ありませんが、ご予約開始と同時か、なるべく早くコンタクトフォームを送信ください。

あと、大事な変更点として、

『七五三プラン』に限り、日曜・祝日の休日料金を-5,500円と値引きしております。

土曜と同じ休日料金にしましたので、お日にち検討の幅が広がるかなと思います。

ただ、日曜・祝日は、平日・土曜と違ってキャンセル規定がございますのでご注意ください。

また、日曜・祝日のご予約は、最終の撮影終了時間を12:00より前でお願いします。急な延長にも対応できない場合がございますのでご了承ください。


『七五三プラン』の新しいコース3つについて


今年も『七五三プラン』を改定させていただきました。

価格を上げるというより、昨今の神社事情や、多様な要望にどう対応できるかと考えたものになります。

フォトグラファー界ではよく話題になるのですが、お客様にあまり知られてないなという、

私たちのような出張フォトグラファーの撮影を禁止する神社やお寺がどんどん増えているということについて。

これは書き方が非常に難しく、こう書くと神社やお寺の締め付けが厳しくなっていると私は言いたいように思われるかもしれませんが、

そうではなくて、神社やお寺が本来は写真撮影のための場所ではない、ということが基本かと思います。

私は10年以上、七五三の出張撮影をさせてもらっていますが、神社さんやお寺さんにとても寛大にみてもらっていたのだと思います。

そのようにして時が流れ、出張フォトグラファーの数もとても増えました。

問題は、狛犬にまたがるとまではいかないまでも、それに近いようなことをするクレイジーなフォトグラファーさんがいるとかいないとか、

神社やお寺さんも寛大にみてもいられない事態も起きてきたということがあります。

私は正直、常識人ではないので、どの行為が非常識だとかを言及したくないのですが、

基本的に、神社やお寺がダメだということは守る、という基準をもちます。

神社さんやお寺さんが直接言及しているわけではなく、

フォトグラファー同士の、「これもダメだろ」「そういう常識がないことするから撮影できなくなるんじゃなか」という、意見は良いかと思いますが、晒すことやボッコボコに叩くことからは距離をとりたいです。

多くの神社さん、お寺さんは、「良識の範囲で、ご自由にどうぞ」と笑顔で言ってくださいます。

私の「良識」は誰かの「非常識」かも知れず、とても判断に迷います。

例えば、神社で、お子さんが走り出したら私は止めずに撮影していました。

でも、「神社では走るな」とか「転んだら危ないから」とか、

個人の基準は色々あると多いますが、私が走らせた場合でなくとも、

「神社で走っている子を撮影している私」は、非常識なフォトグラファーとして判断されることもあります。

また、ジャケットなどキチッとめの服装をしているかどうかなども判断されますが、

それはどちらかといえば神社やお寺がというより同業者の目のように思います。

「お客様のためにいい写真を撮りたい」という私の思いと、

「いい写真を撮ってくれよ」というお客様の思いは一致しますが、

撮影という行為を公共の場所で、とりわけ神社やお寺という場所でする場合は、

考慮すべきことがあるということ、

そしてこれが私にとっては一番大事なのですが、そのことをお客様と共有しておく必要があるということ、

そのために、コース説明の冒頭に字数をさいています。

つまり、

「今後の、特に秋の七五三撮影においては、春の神社やお寺が空いてる時期と同じような、また従来のような(過去に撮影したごきょうだいの七五三の時と同じような)撮り方ができないかもしれません。」

「でもそれは、神社やお寺により、その日の混み具合によりなどまちまちで一概に言えません。」

という感じです。

そして、これはやはりお願いすべきかと思い、プラン説明に加えさせて頂きましたが、

神社やお寺で撮影する場合は、特別な事情がない限りは基本的には同じ場所でご祈祷・ご祈願をおうけいただくようお願いします。

「そんなに厳しいの?」と思わせてしまったかも知れませんが、

私が撮影させてもらっている感覚では、社務所にご挨拶にいくと親切にご案内してくれる神社さんやお寺さんばかりです。

七五三という日に何を優先するかは、お客様にとってそれぞれかと思います。

いつもご挨拶にいく神社に行きたい、とか、

何より写真重視!とか、

神社やお寺にいけない、行く必要がない、とか。

 

なので、七五三撮影をお願いしようかなと思う時、

何を優先したいかを基準に考えて頂きたいなと、

そこで以下の、3つのコースを作りました。

○参拝コース

お支度撮影(1時間ほど)+神社やお寺での撮影(1時間以内)のプランです。
境内での撮影は、きちんとめのショット+自然なショットをお撮りします。どのように撮影するかや和傘などの小物の使用は神社やお寺のルール内でとさせていただきます。特別な事情がない限りは、撮影外のお時間でご祈祷やご祈願をおうけいただきますようお願いします。

○参拝なしコース

お支度撮影(1時間ほど)+神社やお寺には参拝せず、公園などでのロケーション撮影(1時間以内)のプランです。
ロケーション撮影は、「おじいちゃんおばあちゃんに会いにいく」や「馴染みのまちを散歩する」など自由にどうぞ。

○昔ながらの玄関前コース

お支度撮影(1時間ほど)+参拝出発前の玄関先などでの家族ショット、ソロショット、きょうだいショットなどをお撮りして終了のプランです。
参拝はご家族だけでゆっくりどうぞ。

お支度撮影は全てに付きます。

2013年に独立して出張撮影をはじめた頃から、七五三のお支度風景を撮ってきました。

すっごく可愛くて、価値があると思ってきたからです。

お支度を撮らないなら私である必要がないと自分で言い切るほど、ここはわがままにいかせてください。

「参拝コース」が従来のコースです。

どのような撮り方になるかは状況によりますが、神社やお寺でも1時間ほど、しっかり・のんびりお撮りするコースです。

きちんとめに立って撮るショットなどはどの状況でも撮影ができるかと思いますが、

公園で撮るようなダイナミックな動きの撮影が憚られたり、

神社によっては和傘の使用が禁止されていたりがございます。

「参拝なしコース」は、公園や河原などでのロケーション撮影を希望される方や、

着物を着ておじいちゃんおばあちゃんに会いにいくなどの、日常の延長の七五三など、

かなり自由なコースです。

 

「昔ながらの玄関前コース」は、大正とか昭和っぽい、あの玄関前で撮る家族写真のイメージで、

お支度撮影をして、参拝に行く前の記念撮影をちょちょっとしたら終わりというコースです。

私は正直、我が子の七五三撮影をどなたかに頼むとしたらこのコースでいいと思うタイプです。

かなり渋めのコースかと思います。でも、七五三本来の参拝は撮影なしで、家族だけで過ごせるいいコースだとも思っています。

金額などの詳細は、Planのページをご覧ください!


よくある七五三撮影の心配・疑問点について


私の七五三撮影についての暑苦しい想いは過去ブログにたんまりとありまして、

万が一興味がありましたら、右下のカテゴリー『七五三プラン』から記事を読めます。

ここでは予約の注意点やよくある質問などを書いていきますね。

⚫︎ご予約の注意点について

『七五三プラン』の先行予約対象月は10~12月となります。9月は通常通り1ヶ月前予約の8/1,7:00am予約受付開始となります。

9月に七五三撮影をしたい方は『アニバーサリープラン』にてお撮りします。

が、去年は9月末まで完全な夏でした。もう9月は夏かもです。七五三はけっこう厳しいかもしれません。

 

ご予約数は、週のうち2本までは七五三の先行予約枠としたいと思っております。

他は、通常のプランのための枠として確保したいので、2本埋まった時点でカレンダーを閉じてゆきます。

カレンダーを予約前にチェック頂き、空き日程をご確認のうえ、コンタクトページよりフォームを送信ください。

また、ご予約の際に希望日はなるべく第三希望までお入れ下さい。

夏の先行予約は予告なしに終了します。

その後に七五三の撮影のご予約を希望される方は、通常の1ヶ月前予約開始以降にお願いいたします。

⚫︎そもそもどういう順序で段取れば!?

基本的には、フォトグラファーの予約が確定した後に、着付師さんの予約、着物のレンタル手配、参拝場所への確認やご祈祷の予約など、という流れになるかと思います。

これに加えて、両家への連絡やお食事処の選定・予約など、本当に大変な段取りなので、パパもやって頂きたいです。

⚫︎おすすめの神社はありますか?

これは私の個人的な意見ですが、基本的には地元の氏神様がいいのではないか?と思います。

写真を重視する場合に、有名な大きめの神社をご検討される方もいらっしゃいますが、写真を重視される方こそ人が少ない神社を検討することをお勧めします。

また個人的な意見になりますが、敷地の広〜いお寺さんが私は好きです。増上寺とか池上本門寺とか。

出張フォトグラファーの撮影がそもそも禁止であったり、撮影のためのお金を支払う必要のある神社さんなどもあるので、HPなどで確認いただいたり、私の方でも問い合わせ時に相談させていただきます。

多分何より1番大事なことは、自宅から近い場所を選ぶということです。

私の経験上、車での移動が15分~20分をこえてくると、慣れない着物で車に乗り気持ち悪くなってしまったり、お支度の際はごきげんだったのに移動に疲れてふきげんな状態で神社やお寺に到着するお子さんがでてきやすいと感じます。

⚫︎雨の場合はどうしたらよいですか?

私は、予約の上限数を設けておりますので、予約をお受けした方に関しては振替日の余裕があります。

ただ、土日祝日への振替は難しい場合の方が多いです。

もし、雨の延期をご希望の場合は遠慮なく相談ください。

お着物の予約や、祖父母が遠方から参加など、延期が難しく決行の場合は、天気予報を見ながら時間をずらしたりなど可能な限り臨機応変に対応いたします。

雨の参拝の場合でも工夫してお撮りします。

正直、「雨か!!!」と大人はがっかりすると思いますが、子供はあまり関係なく楽しそうだったりします。大事なのは、私たち大人も楽しむことです。大人は自分を誤魔化せます!!私の方は雨の撮影でも全然大丈夫です。

⚫︎お熱などの急なキャンセルは大丈夫でしょうか?

平日・土曜はキャンセル料なども発生せず、延期の対応をいたします。日曜・祝日に関してはキャンセル規定がございますが、ひとまずご相談ください。

私が感染症にかかった場合などの規定はguideをご一読お願いします。

⚫︎出張の着付けヘアメイクさんを紹介してください。

提携ではなく純粋な紹介になりますが、お問合せ時にお知らせいただければ数名紹介いたします。

美容院でのお支度を検討の場合は、撮影が可能かご確認お願いします。

⚫︎我が子が着物を着るか心配です。着物以前に色々心配です。

もしお子様に発達障害や特徴がある場合は、お知らせいただけると嬉しいです。無理なコミュニケーションを避けるよう努力します。

ただ、ぐずぐずしているなどは基本大丈夫です。

何が大丈夫なのか分からないと思うのですが、「沼山の場合大丈夫らしい」と思って頂けたら嬉しいです。

私は、「ここに立ってみて!」など神社やお寺でお子様に指示を出しはしますが、全然聞かなくても全然大丈夫です。

全てが可愛いので全てを拾って撮影します。

もともとミッションインポッシブルなものであって、

お子様がどのような状況であっても大丈夫というか、その中でなんとかしていくのが七五三だと思うのです。

なので、お子様の状態による「失敗」は基本ないと思うのですが、

(あと私が、今日は撮れない!という状況もないです)

「失敗」があるとしたら、その状況の中での私と親御さんのズレかと思います。

「こんな写真を撮って欲しかった」や「こうしたかった」の私の聞き取り不足や、

お客様からの遠慮があると後悔が残るかも知れません。

なので、

「我が子は今、寝っ転がって地団駄踏んでるけども、私としてはこんな写真は残したいのです」

などあれば遠慮なく、お子様の不機嫌も無視して、自分の望みを私にお伝え頂けたら嬉しいです。

着付師さんや私のコミュニケーションで、地団駄さんをご機嫌さんにできたら上出来であり、

しかしそうもいかない時にはやはり親御さんにも協力してもらって共にお子様の気分をアゲしていって、

でもダメな時があったとして、それでも沼山が汗をかきながら一生懸命やったか、

もしくは、お互いがズレたままで終了したかは大いに違うと思っています。

きっと親御さんは自分の気持ちを飲み込むことのほうが多いと思うのですが、

私としては一旦どんなことでも伝えていただけると嬉しいです。

私が丁寧に聞き取る努力をすべきは勿論なのですが、七五三撮影は外から見るよりフォトグラファーは必死になので当日は及ばなかったりします。

なので、本当に、なんでも言ってください!

そして、当日をお子様本人が楽しかったと思ってくれて、

親御さんは絶対の絶対に疲れると思うのですが、その疲労が心地よいものであれば私はとても嬉しいです。

さらに写真を納品した時に親御さんが満たされてくれたらもっと嬉しく、そのために頑張ります。

今年も沢山のお客様の七五三の撮影に立ちあえたら嬉しいです。

7/6(日)、7/7(月)のご予約、お待ちしております!

2024年秋の『七五三プラン』事前予約について。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。

なんともまあ、ブログを1年もサボっておった様でして本当にごめんなさい。

私といえば「ブログ」みたいなところがあったのに。

正直に懺悔しますと、ブログに関してはやはり大学の勉強にもっていかれてるところがあります。

レポートの為の読み書きをとにかく沢山するので、ブログが書けん!!!

自営業者が「忙しい」と言ってしまうと仕事がこなくなるから言ってはいけないなんてことがありますし、

私としても、大学に行かせてもらっている身で、

「本音」と「建前」を上手く分けて出さないとお客様に気を使わせてしまうと思うのですが、

独立当初から「あけすけ」スタイルでやらせてもろてましたし、

もう、今後もずっと正直にやらせて頂きたいと思います。

そこで一つ、お客様に切実にお願いしたいのは、

「沼山さん、大学で忙しそうだからご依頼するの遠慮しておきましょうか」

と思わないでください(切)という事です(実)。

大学は完全に趣味ですし、

「なんか大学で勉強しはじめた変なママ友」的な、

コンテンツ的に受け取って下さると嬉しいです。

何にしても仕事優先でやってまいりますのでどうぞよろしくお願いします。

現に今、春の七五三の忙しさを引きずったままギリギリ状態になってはおりますが納期は守っております。

(6月撮影の方の納品が終われば、納期を巻き返せる予定です。6月の方、お待たせしており申し訳ありません!)

 

さて、今日のブログは2本立てでやっていこうと思います。

まずは、大変お待たせしておりました、秋の七五三プランの事前予約についてのお知らせです。

次に、もうブログも久々すぎますし、冒頭のアイスブレイクで、

「え?大学?こいつ何者?」

というお客様もいるかもしれないので改めて自己紹介と近況を書かせて頂こうと思います。

最近、ご新規のお客様に、

「沼山さんは、お子さんがいらっしゃるのでしたっけ?」

の様に言われることがありまして、

かつての『ブログの沼山』だった頃にはあり得ないことです。

私がどれだけ書くことを怠ってきたか、反省いたしました。

また、古参のお客様には、

「沼山は一体何に向かっているのだ?」

という事を思わせてしまっているだろうなとも思っておりました。

お前さんの事はどうでもいい、七五三の情報だけくれ、

という方は後半はすっ飛ばして頂きまして、

もし興味がある方は、後半もお付き合い下さい。

 


秋(10〜12月)の『七五三プラン』について


◉ご予約日時について

今年の秋(10〜12月)の『七五三プラン』のリピーター様先行予約7/15(祝)お昼の12:00から受付開始いたします。

まずは、リピーター様に限らせて頂きます。

例年通りですと、12:00の受付開始と同時にババっとご予約を頂くので、

その最初の波のご予約数によっては、

つまり多かった場合は24時間以内にご新規様の受付も開始するかもしれません。

遅くとも24時間後、翌日7/16(火)お昼12:00以降ご新規様にもご予約を開放いたします。

「今からご新規様も受付します!」というお知らせは、instagramのストーリーズにてしますね。

CuiCuiのinstagramのトップページのストーリーズの固定「最新のお知らせ」にも保存しておきます。

 

◉注意点について

ご予約数はざっとではありますが、週のうち2本までは七五三の先行予約枠としたいと思っております。

他は、通常のプランのための枠として確保したいので、2本埋まった時点でカレンダーを閉じてゆきます。

カレンダーを予約前にチェック頂き、空き日程をご確認下さい。

対象月は10~12月となります。9月は通常通りの8/1,7:00am予約受付開始となります。ただ、去年の感じだと9月の中旬まですんごく暑かったので、もし9月の七五三を検討する様でしたら後半も後半がいいかと思います。9月は『アニバーサリープラン』にてお撮りします。

最後に、ご予約の際に希望日はなるべく第三希望までお入れ下さい。希望日、一本勝負ですと、先の方と被った場合に、調整ややり取りをしてる間に他の日程がどんどん埋まってしまうと思われます。

休日はやはりすぐ埋まりますので、平日をご検討頂けるとありがたいです。色んな意味でも平日は断然オススメです。

 

◉プラン内容について

『七五三プラン』ですが、こちらは10~12月の七五三限定のプランになります。

それ以外の時期の七五三は『アニバーサリープラン』にて承っており、

秋よりお安いですし、リスケなどもしやすい、神社も空いているなどなど、

最近は1~6月も七五三のご依頼が沢山あり人気です。

 

CuiCuiの七五三撮影は、お支度撮影からさせてもらっており、

これは11年前にCuiCuiをスタートさせた当初から変わりません。

支度撮影の魅力は、過去ブログにてアツく語っておりますので、もしご興味があればご覧ください。

このブログの右下にカテゴリーがありますが、

『七五三プラン』をクリックして頂けると探しやすいです。

コースを去年から2つに分けました。

『スタンダードコース』と『ライトコース』です。

違いは、神社での撮影内容になります。

まずスタンダードコースですが、こちらはこれまでと同じくキチッとした家族写真やソロやきょうだい写真などの他に色々なポーズや背景にて1時間程みっちりお撮りします。

次にライトコースですが、キチッとした家族写真やキチッとしてない家族写真、ソロやきょうだいやおじいちゃんおばあちゃんとのショットなど、いわゆる「型もの」のみを20~30分程度でお撮りします。

このプランが生まれた背景は、前回ブログにて詳しく語っておりますが、

(このブログの、特に「沼山が思う七五三撮影成功のポイント」を読んで頂けると嬉しいです。)

なるべく簡潔に言ってみます。

七五三の本来の、行事としての目的は、

「ここまで無事に成長しました。ありがとうございます。」

という様な感謝だと思っています。

しかし、この仕事をしていて何ですが、

七五三が「写真のための行事」化していることに、

うん?とか、ふふん?とかスン!とか思ったりもするわけです。

あと、「私(フォトグラファー)が、七五三という行事を仕切りすぎてない!??」とも思うわけです。

「テンションの高い、子供大好きおばさん(私)に境内を連れ回される」行事になっていないかと。

それを望むお客様にはいいのですが、望まないお客様もいるかもと思うわけです。

神社では必要最低限の写真だけ撮って、

あとはゆっくり家族だけで参拝の時間を楽しんでもらう、

そんなコースを作りたいと思いました。

やはりスタンダードコースの方が圧倒的にご依頼は多いのですが、

一人っ子の7歳さんの七五三なんかはライトコースでも充分かと思います。

ご検討下さい!

◉価格変更について

『七五三プラン』の価格変更についてお知らせいたします。

価格や規定を少し変更させて頂いております。

今一度、HPのプランのご確認をお願いいたします。

 

価格については改定後も、

同じ位のキャリアのフォトグラファーさんに比べたら安い方かもしれません。

七五三の撮影というのは高い、と一般的に思われると思いますが、

高い理由はやはりありまして、

個人的には高い方の方が信頼できるかなとも思ったりします。

その価格に見合ったものを提供しますということでもあるので。

そして、私の価格について言えば、

私が価格を決める時は、その時の社会の経済状況や、自分のスキルや環境なども勿論ありますが、

1年を通して、お客様に支えてもらった総体として考えるというのが大きくあります。

七五三の価格だけガンとあげなくて済むのは、

1月〜6月に七五三をご依頼くださるお客様とか、

閑散期でも日常撮影のご依頼をくださるお客様がいらっしゃるからです。

改めて、本当にありがとうございます。

何なら、隠れプランの『退院の日プラン』を続けられるのも上記のお客様がいらっしゃるから。

私からの出産祝い価格って言ってますが、

正しく言えば、私にご依頼くださるお客様全員からの、

出産したママへのお祝いという事なのです。

全体的に物価が上がりすぎて本当に苦しい世の中になってしまっておりますが、

今、必要な分だけ上げさせて頂きました。

ご理解頂けたら嬉しいです。

◉最後に、よくある質問について

Q:雨の場合や体調不良などの場合に、リスケできますか?

こちらは、可能な限り対応いたします。

月のご予約上限数を設けていますので、平日でしたら振替可能日が割とあります。休日は予約が埋まっている為、振替対応できない場合がほとんどです。

Q:キャンセル料はありますか?

キャンセル規定は日曜日・祝日のみございます。平日・土曜日の急な発熱などの延期対応に料金は発生致しません。

Q:着付師さんは紹介していただけますか?

提携ではなく純粋な紹介になりますが、ご希望があれば予約時にお知らせ下さい。

Q:何をどう決めたらいいかパニック!!

まずは、希望日をいくつか上げてフォトグラファー(私)の日程を確保→予約メールの返信で、流れや決めて頂きたい事をお送りするので、それに沿ってタイムスケジュールを決める→着付師さんの日程を確保→着物レンタル確保→どこに参拝するか決める→ご祈祷の予約や、フォトグラファーの撮影が可能か確認、このあたりで一旦落ち着けるかと思います。

 


最近の沼山について


さて、すっ飛ばしていいターンにきました。

ここからは、ご新規のお客様には「何者?」という、

古巣のお客様には「沼山はどこに向かっているのか」というお話をしたいと思います。

私は、もうすぐ42歳になります、昭和57年生まれのセーラームーン世代、

現在、小学校4年生と年長さん5歳の2人の男の子のお母さんです。

夫も同業のフォトグラファーです。

この仕事は、結婚出産前からしておりまして、

学校写真、ウエディング、企業案件など様々な撮影をさせてもらっておりました。

2つのファミリー系の写真スタジオでの経験から、

「私は子供を撮るのが大好き」となり、

2013年に独立してCuiCuiをたち上げた年に妊娠が発覚、急いで結婚、

以後数年は、フリーランスフォトグラファーと子育てと結婚生活のはざまで戦う様に生きて参りました。

私の写真のベースには、独立前に働いていた表参道のスタジオでの素晴らしい先輩方の写真があって、

結婚式の写真で鍛えられたのもあり、

式の流れを撮る様なドキュメンタリースタイルが身に染みついていました。

なので独立してファミリー写真を撮る様になってからも、

お宮参りの撮影もご自宅の日常風景から、

七五三の撮影もご自宅のお支度風景からと、

ドキュメンタリーっぽく「日常」のシーンから撮ってきました。

でもそれは、独立と同時にはじまった自分の子育ての感情や嗜好とリンクするところが大きく、

当時は、「出張撮影」というものすら認知度が低くて

私よりちょっと年上の先輩フォトグラファーさん達が一生懸命広めてるところで、

とにかく「映え」重視のロケーション撮影で勝負していく段階だったと思いますが、

それでも個人的には、

「あたしゃ普通の写真が好きだよ・・・」(ちびまる子ちゃんのトーンで読んで下さい)

と思っていました。

それは、我が子の写真に対しての感情で、

例えば、背景がキラッキラしていたり、お花畑のロケーションに我が子を置いて写真を撮りたいという感情がお母さんの私には全くないという事でした。

別に「写ルンです」でいいし、

何でもない、散らかった部屋で洗濯かごに入っている息子(赤ちゃん)とか、

そういう写真にこそ「感情」があるじゃんと思っていました。

そういう個人的な感覚を、あの時代に仕事において出していくのは

まあ、徐々に、やっていく必要があったのですが、

丁寧にブログに綴って伝えていく事をしました。

今では、七五三のお支度写真も日常写真も広まってきたかと思いますが、

私個人的には、私のお客様が、そういうスタイルを受けいれてくれた歴史でもあります。

次男を妊娠している時だったかな、とある私のお客様のご依頼がきっかけで、

次男を出産して復帰のタイミングで、『育休とか日常とか、プラン』を作りました。

これまでもハレの日の撮影に、日常を無理くりくっけて撮影させてもらっていたのが、

『日常』だけのプランができたのです。

(これは本当に偶然なのだけど、そのとあるお客様と次男は名前が一緒でなんと誕生日も一緒。)

そんなこんなで10周年を迎えた去年、

40歳を迎えたこともあり、

「この10年、仕事と子育て、これのみに本当に邁進してきたよな。

ここいらで、私個人がやりたい事に挑戦させてもらってもいいかも。」

と思い、兼ねてからやりたかった事、

・またドラムを叩きまくる

・オーガニックコスメが好きすぎるからコスメ業界で働く

・大学で勉強する

の、全然趣の違う選択肢の中から、金銭的・状況的に可能そうな・大学で勉強する、

にチャレンジさせてもらいました。

長男が小学校生活にも慣れ、次男が3歳を超えたというのが私に少し余裕をもたらし、

仕事に関しても、また10年フレッシュに続けていくためにもいい挑戦だと思いました。

 

私は「歴史」が好きなのですが、

人生において全く実用的でない様に思われる学問に没頭する人生の後半という

半笑いと真剣さを共存させる様な選択にワクワクし、

まあ勿論、大学に「通う」のは物理的に無理なので、

通信制の大学で史学科を探し、一番難関と思われる慶應義塾大学に志願しました。

なぜ慶應にしたかといえば、難関なほど刺激的だからです(笑)

今更「慶應出身です」とか言っても、就職活動するわけでもないし、

なんか賢そうって思ってもらえるかな位で、

大事なのは、「ダメなレポートを出したら何回でも不合格になる、試験が難しい」という本物さです。

「働きながらレポート書いてえらいね、合格!合格!」なんて大学に通っても意味がありません。

 

そんなこんなで、今年の4月でワーママ大学生生活も1年となりました。

私は昔から、自分でキッチリ計画を立て、その通りにこなすのが得意なので、

想定より単位も取得できて今のところ順調です。(とは言え、卒業には6~8年みています。)

今後の人生を学問して生きていきたい、というのがざっくりとした希望ですが、

もう少し具体的にいうと、以前にチョロっとつぶやきもしましたが、

今は、最終的には教職を取得して高校の社会科の先生になりたいと思っています。

・写真スタジオ兼本屋さんを地方でやりたい

・大学教授になりたい

この2つも夢としてあるのですが、

現実的にも、

・私立の社会科の先生になって、週のうち何本かは先生、また何本かはフォトグラファーとして仕事を続ける

これが、今の現実的な私の目標です。

できれば48歳位には教育実習に到達したいです。

「何、夢の様なこと言ってんだよ」と、実際に私立の先生である方などは特に突っ込みたいと思うのですが、

いいのです、やってみます。

あといつか歴史関連の本を出したいな。歴史上の人物を、男児育児の母目線で書いた本とか?

(そういう意味での推しは、平将門。)

 

まあ、50代を夫婦共にフリーランスフォトグラファーでやってけると思ってる方が、現実的でないと思うので。(我が家の場合に限る)

今、撮影してる赤ちゃんやお子さん達と、今度は高校で再会!!ってな感じでときめくじゃないですか。

学ぶことがたんとありますが、

まず何より今の仕事を大切にして、

私なりにずっと写真の仕事を続けていける道でもあるので、

横目で見ながら、うっすら応援して頂けると嬉しいです!

今後は大学で学んだ事×子育て、みたいなブログも書いていきたいと思っています。

現在の私は、小学生男子育児の「ムーディー勝山」状態にかなり精神をやられておりますが

(言ったこと全部、右から左に受け流され続けるやつとか)、

『法学』の勉強で学んだ「アーキテクチャ」という考え方がちょっと私を救った話とか。

撮影ブログも勿論、書ける余裕を持てるようにしたいです。

最後に、七五三のご予約の件、お待たせして申し訳ありませんでした!

今年、七五三でお会いできるのを楽しみにしています。

ご予約、お問い合わせ、お待ちしております*