こんにちは!フォトグラファーの沼山かおりです*
11月の紅葉&年賀状撮影会沢山のご応募頂きましてありがとうございます!
撮影会というのはリピーターさんがやはり多くて嬉しいです。
これまであまり自主開催の撮影会の企画はしてこなかったのですが、
またお客様に、成長したお子様達に会える機会なんだと、
今後は春の桜(3月)、初夏の新緑(5月)、秋の紅葉(11月)は自主開催する様にします*
さて、今日は「やっと息子の0歳、1歳の写真アルバム(一眼レフの)を作りました。」という話です。
もともと秋の七五三シーズンまでに商品としてのアルバム制作を考えていまして、
検討していた商材にて「ちょうどいいや」と息子アルバムを作ってみて品質の確認をしようと思いました。
ショールームでサンプルなんかを見ても自分の写真じゃないといまいちピンと来ないのです。
で、届いてみて手に取って、「良し、というか最高。」となりましたので商品化する運びとなりました!
息子のアルバムの表紙はごくシンプルに文字しか入れませんでしたが
商品化に当たって現在デザイナーさんに表紙デザインとロゴの制作をお願いしております。
10月中旬頃には最終デザインが決定したものをリリース致します。
それまでの仮として価格や内容などを先にHPの方に載せるよう今準備しておりますので、七五三撮影などでアルバム検討している方は見て頂けると嬉しいです*
ここからは個人的に「子供のアルバムをどう考え、どう作ったか」という話です。
・年齢ごとに1冊にしよう
・両家に渡せる様にプリントした写真を貼るタイプではなくオンラインで制作できるものにしよう
・一眼レフで撮った写真のアルバムは徹底的に「写真集」にしよう
という事です。
・一眼レフで撮った写真のアルバムは徹底的に「写真集」にしようについてですが、
うちは夫婦でカメラマンですが、カメラマンにしては我が子の写真をさほど撮りません。
私は記念日や旅行の際も「重いから」という理由でカメラを持ちません。
私が一眼で息子を撮るのは本当に日常の何でもない日です。
記念日や旅行などはスマホ写真のみという事が多いので、
過去ブログ「わたしは溜まったこどものスマホ写真をこうしてブックにしました*」的にまとめたものと対照的に今回は「いつも私が(母が)見ているいつもの息子写真集」にしました。
こだわったのが「1ページに写真を大きく使う、たくさん載せない」という事です。
これは商品化するアルバムでもこだわらせて頂きたい部分です。
そして「ただでさえセレクトでカットできないほど可愛い我が子の写真が多いし、ページ数も増やせばそれだけ高くなるのに、あえて2ページ分も使って風景写真を入れたりする。」という事です。
なぜかと言われれば「リズム」と「感情」というところでしょうか。
そう、リズムなのですが、
アルバムを作成していてこれ凄い大事だなと思ったのです。
例えば上の連写の写真、息子がまだハイハイしてた頃の私に向かってくる超絶可愛い姿です。
この写真をどう配置するかのリズムは写真を撮ってる自分だからこそ言うまでもなく良く分かっている事です。
左ページ一番下の3枚目の写真だけ載せてもダメなのです。
上の2枚もあって「どんどん迫ってくる」というリズムがないと。
「どんどん迫ってくるビジュアル」が私たち母親にはたまらないからです。
お客様の写真であってもこのリズムは私が撮ってるものであれば勿論感じる事ができます。(「リズム」とか「感じる」とかちょっと気持ち悪いですが・・・)
そうすると写真のセレクトや配置の枠組や抑揚みたいなものが自然と分かってきます。
あとはやはり「笑顔でない写真が重要」であるとも思いました。
アルバムの写真が全部笑顔でご機嫌で可愛かったら
いくら我が子と言えども見ていて飽きてしまいます。
うちは撮られるのも苦手な夫婦ですので家族写真を撮ってもらうとかいう事がありません。
なので息子の誕生日の日は近所で三脚を立てて、唯一の家族写真を撮ります。
アルバムの最後は誕生日の日の写真。
作っている最中からそうだったのですが、
0歳の息子には申し訳ないけど1歳の方が見ていて圧倒的に面白いです。
勿論0歳も可愛いのですが、やはり色々反応やできる事が増えてくる1歳の写真の方が動きがあって面白い。
これは2歳のアルバムはどうなるかな〜、楽しみです。
(でも2歳は「しゃべり」が面白いからな。喋りは撮れないしな。)
そしてやはり「写真はプリントなど手に取れるものにしてこそ」という事。
写真集が届いて手にした時の幸福感とか高揚感とか、
私は撮る側の人間としてはモノにして一緒に提示していかなければと強く思いました。
息子のこのアルバムは私にとって最高の宝物だし、忘れたくない息子の日常がしっかりと詰まっていました。
一人でも多くのお客様に
いち母である私が感じた幸福感と同じものを今後アルバムで提供できたらと
そう思いました。