ぬまやまよもやま話。今度は『小2の壁』について。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。

長男の夏休みも今週で終わりの8月末の本日。

夏も終わりますね。

小1の壁 小2の壁 出張撮影 日常 写真 こども

私事ではございますが、この夏40歳の誕生日を迎えまして、

まあ80位で死ぬとしたら人生の半分に到達した訳で、

この先どの様に生きていきたいかなどと、

アーモンドラテを飲みながら2~3時間位は一人でゆっくり考える時間の持てたこの夏。

新たな目標がちょっと見えてきたし、

投資信託をはじめたり、

筋トレが板についてきたりと、

節目大好き人間らしく40代のスタートは割と希望に満ちております。

秋になると七五三シーズンが到来致しますが、

皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

 

さて、今日は息子の事を書いていきたいと思います。

今年、小学校2年生の長男の事。

小1の壁 小2の壁 出張撮影 日常 写真 こども

私は長男に関しては小さな頃からお出かけの日記をここに記したりと

まめに書いてきましたが、

次男ちゅんの事は殆ど書けておりません。

次男ちゅんに関しては生まれてからずっと、

「嗚呼〜、可愛い♡可愛いちゅんだね〜♡」

というテンションで頭のネジが外れていて書きたい事など皆無。

ただただ、ずっと抱っこしております。

何か悩んだり迷ったりするのはいつも1番目の子である長男です。

 

以前、私なりの『小1の壁』について書いたブログがありまして、

けっこう反響を頂きました。

「うちと一緒すぎて、言語化してくれて何だかスッキリしました(笑)」

という様なメッセージを頂いたり、反応して頂けるのは本当に嬉しいです。

そして本日は、夏休み前の学校の授業参観で気付いた『小2の壁』について書いてみたいと思います。

 

夏休み前に授業参観や個人面談がある学校は多いと思いますが、

うちの長男の小学校もそうです。

1学期の後半、

昔から保育参観など好きだった我ら夫婦は勇んで長男の授業参観へ行きました。

算数の授業の日だったのですが、ちょうど習熟度別でクラスが分かれる回でした。

長男のクラスはその名も『じっくりクラス』。

他は『ぐんぐん』とか『どんどん』とかそんな感じのイケイケの名前だったので、

みうらじゅん風に言うと、

「はっは〜ん、さては長男は一番下のクラスだな。」

とすぐ察しが付きました。

先生は、「決して上下ではありません。」と仰ってました。

上下、正誤、白黒ではない多様性の世の中を支持する私はマインドはもちろん分かる。

とは言え、

『じっくりクラス』の中でさらにじっくりを極めてる様に見える息子に

夫と私は不安を覚えたのです。

 

息子の名誉の為にも詳細は省きますが、

とにかくも小2のここいらで最初の学力差が見えてくる事がハッキリ分かりました。

学力の差というか、厳しいかな自頭の感じや、タイプが見えてきちゃう。

 

1年生の頃は親も本人も環境に慣れる事に精一杯だし、

授業は幼稚園保育園の延長の様な遊びに近いもので、

お勉強を意識する事などありませんでした。

ケアの面では圧倒的に、

帰りにお友達とちょっともめたとか、

忘れ物が多いとか、

「なんで昨日支度してないの!遅刻だよ、遅刻!!」

などの生活面に関する事。

しかし、2年生になって、

「こりゃ、勉強も膝を突き合わせてみてあげないとダメかも。」と、

いつでもちょっとでも自分の仕事の納品を進めたい自分を変えた方がいいかもと、

この夏ちょっとしっかりめに見て見ようかなと。

 

勿論、小2で人生が左右される訳ではないですし、

そもそも「勉強はできた方がいい」かどうかを私は「正しく」知りません。

私は私の経験以上の「勉強はできた方がいい」という実感を持てないし、

出世や仕事へとつながる意味と、

人間力や自由へとつながる意味も違うし、

何だかとても難しいですよね。

 

「勉強はできた方がいい」とはうっすら思っているものの、

どの程度出来て欲しいかなんて願いもそもそもないし、

そして子供には未来が無数にありすぎて、

勿論、上下があるとしたら私より上の未来もあり、

もうそれは私が何か言える世界を超えているし、エトセトラ、、、

などなど、つまり一言で言えば、

「子育てムズい。」

 

そんなことをカケラも心配する事ない

まだまだむっくりしたお顔と体の3歳の次男。

イヤイヤも癇癪もトイトレもイライラする事はあれど

哲学的な問いなどなく何もムズくない。(個人的見解です。)

ただただ抱っこしてればええやん。

今を楽しもうって同時に思う。

小1の壁 小2の壁 出張撮影 日常 写真 こども

まあでも、

子供は親だけで育つ訳ではないし、

そして私がこうして膝を合わせて勉強を見てあげれるのも

塾代を節約できるのもせいぜい小4位まで、

それ以降は私の頭ではもう無理、

っちゅー事で腰を上げて我が家の『小2の壁』と向き合う事にしました。

 

ちなみに私は『小1の壁』の方はイライラが募り夫に丸投げしましたが、

逆に夫は『小2の壁』の勉強を見る方がイライラして苦手だと。

キッチリ物をしまって、明日の用意はしっかり、計画を最初に立ててその通りに進める事に快感を感じる私は、

長男が教科書をぐちゃぐちゃにしまったり、明日の事は愚か目の前の事もよく見えてない諸々の様子にすごくイライラしますが、

夫は、時計の読み方など何度説明しても理解できない、すぐ忘れる事にすごくイライラするらしい。

私は自頭が良くないので、なぜ長男が理解に苦しむのか感覚として分かるので勉強面はそんなにイライラしません。

面白くもありますが、今のところ分担が上手くいっております。

 

でですね、ある意味ここからが本題なのですが、

子供に勉強を教えるのってすごく難しいですよね。

私たちは経験上色んな解き方が出来てしまうし、

またひっ算の仕方なども当時と違ったりして、

「さくらんぼ算なんてあったっけ?」という、

つまり教科書や学校で教わった事と違うトリッキーな方法で教えてしまったりすると本人はかなり混乱します。

 

これらのかいつまみをTwitterに呟いたところ、

リアルで友人でもあるケビン(ユーザー名ね)が

すんごくいいリプをくれたのと、

すんごくいい本を紹介してくれたのでそれを残しておきたくて

今回このブログを書いているのです。

 

ケビンは写真関係で知り合った女性で、

あまり会えなくても好きな人。

日本で2本(駄洒落やん)の指に入る大学出身だけれど、

その事をマジで何とも思ってない様な、

旦那さんは学校の先生で、

息子くんはうちの長男と同い年、

今は東北で教育関係のお仕事を自営でしています。

 

私が、

「量をこなした方がいいのかな。くもんに通わせようかな。」

とツイートした際のその彼女のリプをそのまま転記させてもらいますね。

 

そもそもの理解ができてないのか、

演習が足りないだけなのか見極めた方がいいよ!

演習が足りないならくもんだけど、

意味がわかってないなら、家で算数の教科書通りに具体物使って教えた方がいい。絶対。

わかってないのに解き方パターンだけやってくと、

ほんと何も考えない子になる。

言い過ぎかもだけど子供達見ててけっこうリアルに思うよ。

親が付き合わないといけないの面倒だけど、

逆に今ちゃんと見てあげたら基礎がわかるようになると思う。

まあ私はそう思うって話だけど。

 

例えばね、高学年の話だけど、

長方形の面積で「縦×横」の計算はできるけど、

それが長方形に1㎠が何個分入るかを数えているとは理解していない子が多すぎなんだよね。

だから変形すると面積を求められなくなったりする。

基礎って技術じゃなくて理屈だと思う。

かだら、まだまだおはじきだのなんだの使って教えて理解しないとだめなんだと思うよ〜。

で、教え方はもう絶対教科書。

まじでちゃんとしてるから算数の教科書は。

ちゃんと基礎教えて、それでくもんなら意味あると思うよ。

ちなみにこの本なかなかいいよ。

単元の要点が書いてあってなかなか勉強になる。

高学年の方はちょっと無理がある感じもあるけど、

低学年のところは親は必読って感じする。

 

私は、

「え、めちゃくちゃ価値あるアドバイス頂いたと思うんだけど。」

となって、

速攻でAmazonでこの本を購入。

それと本屋で見て良さそうなこちらも購入しました。

私としても2冊ともオススメです。

私はこちら2冊を参考にしながら教えています。

 

「小学校の低学年こそ丁寧に見てあげるべき。」

との噂は聞いていましたが、

うちの場合は噂は誠でありました。

ケビンのリプとこの本は私のブログの読者(お前ブロガーかよ)にもシェアしたいと思って、

ずっとリプのスクショを取っておいたのですがやっと書けた!

 

勿論ケビンも私もこれが正解だとか言っている訳ではないですし、

丁寧に見てあげた方がいいかも、と思ったのは私の個人的な感覚です。

また、実際丁寧にみてあげれない日も少なくなく、

やる事沢山あるし、ひじょーーーーーーに難しいです。

でもスタバでワッフルを食べながら

「なんでその答えになんのよ!」などヤンヤ言いながら

長男と一緒に宿題やドリルに向かった今年の夏は楽しかったです。

2学期も頑張ろうね〜。

小1の壁 小2の壁 出張撮影 日常 写真 こども