こんばんは!フォトグラファーの沼山かおりです*
明日の成人男子4人の前撮りをもって今年の撮影が終了します。
そしてですね、Facebookの友人限定記事には書いたのですが、
繁忙期の真っ最中、息子にパソコンの上に午後の紅茶ピーチをこぼされまして、
なんとか動く状態だったのでそのまま使用してたのですが、
バッテリーを繋いでいても13%から上がらないのですよね。
それが日に日に10%、8%、と地味に下がってきてまして現在6%。
これはもう「1ま〜い、2ま〜い」の播州皿屋敷お菊さんのカウントダウンの様な怖さがあり、震えながら最後の数字を待つしかありません。
ですので泣く泣く10万払って(最近買ったばかりなのですよ)修理に出す事にしました。
という事で明日私のMacは旅立ちますので、更新の方もしばらく途絶えます!
Gmailの方は携帯でも見れますのでお問い合わせなどは問題なく返信できますのでよろしくお願いします*
今年最後のお客様の写真の紹介はこちらのご家族。
私が産後仕事復帰してから1番最初に1歳の誕生日の撮影でご依頼頂き、
毎年撮影させてもらっている大好きなファミリーなのですが今年の夏で3歳になりました!
そして、3歳になった彼はもうすぐお兄ちゃんになります。
今日はこのお腹の中にいる赤ちゃんに焦点をあてさせてもらいます。
この写真は生まれる3日前。
お腹ポンポコリン競争をしましたがママの勝ち。
そして無事に生まれてきてくれたのはお兄ちゃんにそっくりな可愛い可愛い女の子。
傍のメスライオンはお兄ちゃんの大好きなおもちゃで1枚目に握ってるやつです!
決まったお名前が私の名前に似てるのです。
そして最近個人的に感じている事がありまして、
自分の子育てと子供を撮影する仕事の合致とピーク感と言いますか。
調子がいいとか、達成した、とかそういう意味ではなく
単純に「今が一番いいトキ」という感覚です。
ピーク感を感じるという事は遠足の山登りの頂上という事なので後は帰路に向かっていきますよね。
子育ても息子が可愛くって楽しくって可愛くって、
でもどんどん成長していくという事はどんどん私から離れていき外に出ていくという事ですし、
仕事に関してもやはり「写真」という分野なので自分の感覚がいつまで受けいれられるか、
固まっていく、とか、安定していく事はあってももう登るという感じでもないなと思っています。
(技術や腕やセンスとかの事ではなく自分のフレッシュさの事です。)
体力的な事もあるしな。
なので、私はいつまでカメラマンをするのだろう、続けられるのだろうという事を最近よく考える様になりました。
独立したのが2013年なのであと7年続けたら10年。
今年生まれたこの女の子の7歳の七五三を撮れたら、それは凄い事だなあと。
そしてその10年は子育ても仕事も多分人生で1番いいトキなんだと思うのです。
自分の子育て仕事の帰路も見えてしまう位に今はピークだと分かるので本当に大切に過ごしたいと思っています。
そして上の写真からまた少し後、お宮参りの時のお写真です*
私はもちろん新生児さんの撮影も大好きなのですが、月齢が行けば行くほど好きです。
それはカメラマンである私も愛情が蓄積していってしまうから。
新生児フォトを撮影した子があやすと笑う様になってたりするともう大泉逸郎の「孫」を歌っちゃいそうになります。
「なんでこんなに可愛いのかよ、孫という名の宝物」
ソロ撮影をしてても妹大大大好きなお兄ちゃんがちょこちょこ触って来ます♡
むぎゅ。
「ほひーひゃん、やへてくははい!(お兄ちゃん、やめてください!)」
というセリフが聞こえて来そうなこの表情。はー可愛いなー。
本当に妹大好きで、「俺の〇〇ちゃん(この子のお名前)」と言ってるそうです♡
生まれたばかりの妹さんは勿論可愛いけど、お兄ちゃんへの蓄積した愛情が更に爆発しそうです。
お出かけ前にちょっと授乳もして。
1歳の時にお兄ちゃんの最後の授乳を撮ったときはお兄ちゃんお尻ぷりっと突き出して立って飲んでたな〜。
そして神社に到着!
そしてお決まりの。(パパが好きなやつ。)
顔出しパネルっていいですよね〜。神主さん真面目で巫女さん泣いてる。
そして最後のお写真は今年の秋に自主開催しました紅葉&年賀状撮影会のお写真です*
この日はお兄ちゃんが急にお熱を出してしまったとの事でママと娘さんの2人で来て下さいました。
4人で紅葉撮影できなかったのは残念だったけれど、
女子2人の穏やかな時間が流れていていてとても良かったです。
ママさんからは「当日行くか迷ったけれど、娘に対する今の気持ちを形に残せた様でとても嬉しかったです。」というメールを頂きました。
きっと2人目の子はお母さんを独占した写真ってなかなか撮れないと思いますし、
私も2人でも来てもらえた事すごく嬉しかったです。
このお写真の時ゲラゲラ〜って笑ってたのですが、ママさん曰く「声出したの初めて!」という事で、初めて記念が撮れました♪
今年も沢山のお子様を撮影させてもらったなー。
1人も漏れずに最高に可愛くて最高にいいこでした!
そして現実は勿論、写真の中でもどんどん成長していく姿に純粋に感動します。
自分も子育てする中で思うのは、この小ささとか可愛さをずっと、絶対忘れたくないという事と、きっと感覚としては忘れてしまうんだろうなという事です。
でも写真があれば大丈夫だと。
潤んだこの目のこの写真を見たら何度でも今の感覚が蘇る気がします。
自分のこの仕事の成果は子供達が巣立っていく頃、あと20年後とかにまた出てくるかもしれないな。
その時にカメラマンが誰だったかとか
私はそういう事は本当に忘れてもらってよくって、
親御さんの「今」の感覚を少しでもリアルに未来に残せればと思って撮っています。
今年も一年本当にありがとうございました。
来年も健康に仕事ができます様に。沢山のお子様に会えます様に。