こんにちは!フォトグラファーの沼山かおりです*
昨日11日(土)の3歳女の子の撮影をもって2016年七五三撮影が無事に終了しました。
今年も沢山の可愛いお子様の七五三を撮影させて頂き本当に嬉しく思います*
七五三は終了したものの、まだ撮影会やnewbornさんが控えておりますので引き続き頑張ります!
そして納品に関して知らせしておきますね。
この時期は皆様、年賀状に写真を使用したいとの事で私の方も完全スケジュールのもとに編集作業を進めております。
これから納品予定の方は以下をご覧下さい。
・11/30撮影のH様&O様→12/15までに納品
・12/2撮影のK様→12/15までに納品
・12/4 9:30のN様→12/14までに納品、12:30のN様→12/19までに納品、14:30のK様→12/16までに納品
・12/5シャンティMind授乳フォト撮影会→12/19までに納品
・12/8Anjuベビマ&授乳フォト撮影会→12/22までに納品
・12/9撮影のN様→12/22までに納品
・12/10シャンティMind年賀状撮影会→12/16までに納品
・12/11撮影のK様→12/26までに納品
・12/17BABYぷらす年賀状撮影会→12/21までに納品
今日以降の撮影の方に関しましては年明けの納品でお願いしておりますが、年賀状用に数枚早めの納品対応をしておりますのでよろしくお願い致します*
また12/28(水)〜1/6(金)までお正月休みを頂きます。
問い合わせメール等はお休み中も受け付けておりますでご連絡下さい。
今日は今年の七五三撮影が終わった事もあり、ちょっと休憩のブログを書かせて頂きます。
今年私は「掲載OK」を頂いた方は全員何かしらにUPさせてもらうチャレンジをしておりまして、ブログは更新に時間がかかるので、納品に追われる最近は停滞気味です。
ですのでInstagramにバンバンUPしておりますので良ければ見てみて下さい。
溜まっているブログも年明けにバンバン更新していきますので良ければお付き合い下さい^^
さて、昨日は午前中の七五三撮影が終了した後に息子と代々木公園で遊んで帰りました。
子供はおもちゃがなくても自然のものでこんなに楽しそうに遊べるのすごいなって思って撮った写真です。
とりあえず「棒」、子供は好きですよねー。
今年の繁忙期ですが有難い事に9月の中旬から今週まで土日祝日が全て埋まりました。
よって息子は土曜保育、日曜シッターの生活を丸々3ヶ月頑張ってくれました。
カメラマン仲間の中で『2月問題』というのがありまして、1月2月の暇な事・・・。
学生のアルバイト代かって位しか稼げないので秋はその分も頑張り時です。
カメラマンさんそれぞれだとは思うのですが、私の場合は売上の目標を
『万が一身一つになっても生活できる位の平均月収』
と設定しています。
まあ同業の夫が動けなくなった場合等を考えての設定です。
しかしいち個人事業主としては、請られるだけ請たいという気持ちも大きく、
母親として、妻として、つまり女としての諸々のバランスとぶつかって悶々としてきた経験もやっぱりあります。
その一つに、
『カメラマンは子供が発熱しようが何だろうが当日急に「今日行けません」なんて事はありえない。』
という問題です。なので、子供に何かあった場合には以下の感じになります。
繁忙期になるといつも「もし今子供が発熱して、それがインフルとかだったらどうなるの・・・」とユートピア気分で考えては考えないようにしたり、祈ったり白目になったりしています。
もうギャンブルです。
そして仕事人としての「子供の発熱位で休むなんてプロじゃない」という気持ちと、
母親としての「でもこんなにゲ◯を繰り返していてその度に泣いていて、やっぱりこのゲ◯は親が受け止めてあげたい」という気持ちの板挟みになり、
そもそもなんで女ばかり仕事のしわ寄せを食わなきゃ行けないのか!みたいなフェミニズム思考に陥り主人に八つ当たりをして「お前は時々上野千鶴子みたいになるよな。」と言われて終わる。
で、プロとしてどうなんだというのはひとまず置いておいて
皆さんはどう思うのかな?とfacebookで友人(私のお客様も多いです)達に、
「依頼したカメラマンの子供の急な発熱により、延期か代わりのカメラマンでの撮影をお願いされるのはどうですか?」という質問をしてみました。
皆さん、すごく熱心なコメントを下さって本当に嬉しかったし、率直な意見でとても参考になりました。
また皆さん同じ悩みを持って仕事をしているのだなと感じました。
・そのカメラマンさんの写真が好きで依頼しているので他の方では困る
・変更可能なものは延期でいいが、七五三などはまず変更不可能であるし変更できてもお金がかかるの場合があるので代替案がないと困る(料金割引や延期の撮影時間無料延長等)
・「カメラマンだってママだもんね」と理解してくれるお客様を逆に自分で選ぶ(リスクも背負うけれど)
・私は子供の発熱で仕事を休みたくないので100%の病児保育フローレンスを利用している
等、本当に沢山の意見がありましたが、やはり
「予めお客様にその可能性がある事を伝えておく、他カメラマンの紹介をしておく、プラン化する」
という意見が多かったです。
そしてカメラマン仲間でも同じ危機感を持っている方も多かった。
それは子供の発熱に限らず、身一つでやっているフリーランスにとっては、自身の事故等何があるか分からないからです。
ある巨匠カメラマンさんが下さったコメントで「延期や代打が可能か不可能かではなく、どうしたらリスク分散できるのか?が焦点だ。」というのがありまして、
皆さんの意見を読んでいて私の結論もこのコメントに行き着きました。
その方が「スタジオはリスクをみんなで分け合っていてフリーカメラマンはある意味、顧客とリスクを分け合っている。」
とも仰っていて、はーーーと唸ってしまいました。
あるお客様のコメントには
・私は正直、突然のキャンセルが怖くてフリーのカメラマンさんに七五三頼めなかったです。
という率直な意見もあって、またはーーー!と唸った訳です。
ギャンブルとか言ってる場合でありませんよ、本当。
子供が発熱したら休みたーい、緩く仕事したーい!という訳では決してないのです。
自身の健康と身のみではなく、子供の健康と身にも左右される働く女性はどうしたら「緩い」とか「無責任」とかにならない働きが出来るのかと考えたいのです。
仕事を調節するにしても、熱で嘔吐している子供を預けるにしても同じくらい自分の身はキリキリするもので痛いです。
お客様の撮影はとても大切ですから。
なんというかぼーっと逆算してみたのですが、私は少なくともあと7年くらいはカメラマンとして働くべきで(家計の事情的に)、
純粋に「え、あと7年もあるのか、40代に突入しとるやん。」と、
それまで私の写真が受け入れられるのかは全くわかりませんが、
とにかく自分が長くこの仕事を続けられる仕組みを考えるべきだと思ったのです。
まだそういう事をお客様にお願いするかなども答えは出ていませんが、
リスク分散についてはさらに熟考していこうと思います。
それは自分のリスク分散でもあるけれど、お客様のリスクを減らす事でもあるし、
またデカい事を言わせて貰えれば次の世代の働く母親カメラマンの参考にもなると。
年始にカメラマン仲間でのミーティングがある予定なので皆んなで話し合ってみたいと思います!
しかし一先ず年内の仕事を。皆さんになるべく早く納品できる様頑張ります!