3歳春の七五三。【後編】千年に一度?のご開帳の巻。

さて、続きの後編です。

お支度が済んだ姫は裾をたくし上げお寺へと急ぐのでした。

可愛いなぁ、本当可愛いなぁ。

千歳飴袋に忍ばせておいたプリッツを速攻で頬張りながらのキメ写真。

ソロもプリッツ食べててええがな。

次は素敵な小石探しに夢中に。

次はパパが上手く乗せてくれて追いかけっこ。

何かを拾う事と走り回る事は一度始まるとなかなか止まらないお年頃です。

でもとってもいい表情が撮れました!

本当、この笑顔を見てると幸せな気分になります。

さて沢山走って(私が)汗だくなのでご祈願へ向かう事にします。

喉も乾いたよね。

冷たいお水が美味しいです。

おかわり。

おかわり。

可愛いお守りも買ってもらってご満悦です。

平日でシーズンでない春のご祈願なので貸切状態のこの日。

待合所でもよーいドンを楽しませて頂きました。

ひーーー、可愛い!!!

私なら我慢できずにこのままほっぺを食べていると思う。

嗚呼ーーーーー、本当可愛い。宝物。

さて、呼ばれたのでご祈願へ。

何が始まるのかなってちょっとこわい気もするよね。

でも大丈夫そうです。リラックスしているねー。

とっても上手に出来ました!

と、この辺でちょっと飽きてきた様子の彼女。

段々とズリ落ちていき・・・

ついには仏様に向かってご開帳!!

どんどん露わになるワガママBODY。

仏様も私たちと同じ様にクスっとなって幸せな気分になったのじゃないでしょうか。

こどもってすごいな。本当最高。

さて、ご祈願もそろそろ終わりです。

最後に記念品を渡してくれるのですが、お名前呼ばれて・・・

ちょっとハズくてでろーん。

可愛いね。

私たちをこんな幸せな気分にしてくれて、ありがとう。

ここまで成長してくれてありがとう。

着物にこの靴下とこの靴なのも本当に可愛いです。

プリキュアが好きだった3歳もきっとすぐ過去に。

そうやって本当にあっという間に成長していく我が子たちです。

お支度のクーデターが嘘みたい。

お寺ではずっと楽しそうな彼女です。

本当にいつも思うのですが、七五三が「写真の為の行事」になってしまったら嫌だなと。

一番は子の成長を感謝する事ですし、何よりやっぱりお子様本人が七五三楽しかったなって思ってくれればいいなと。

私はけっこうお客様とコミュニケーションを取りながら撮影する方ですし、

流れも作っていく方なので、

私が「写真の為の行事化」してしまう感じもあり、

だからこそこうやって楽しそうに笑ってくれると本当に良かったなって思います。

和傘をえらく気に入った彼女。

「私が持つ!」って離さなかったけれど、最後はキチンと返してくれました。

お支度からお参りと、色んな表情を見せてくれてありがとう。

最高に最高に可愛かったよ。

そして、優しく見守って下さったパパさん、ママさんありがとうございました。

根気よく付き合ってくれたのでこんなに可愛い写真が沢山残せたのだと思います。


そして後日、アルバムも一緒に納品させて頂きました!

当日のアレやコレがストーリーに。

あと、納品後に頂いたお礼のメールでとっても嬉しい事があったのです。

それは、

「我が家は欲しいものは提案者がプレゼンして、納得すれば見合った金額を出すという方式ですが、今回は何と夫が割り勘にしてくれましたー!」と!!!

撮影会などもいつも母子で参加して下さっていて、

きっと今回もママさんが写真を頼む事をプレゼンしてくれて、

「私が払うから」と了承をもらってくれていたのではないかなと。

我が家もそんな感じなのでよく分かるのですが、

ケチとは違うのですよ。

価値があるかどうかという事だと思うのです。

だからパパさんが割り勘にしてくれたのは私的にはとても嬉しい事でした。

そして最後のこのページの写真。

ママさんが一番お気に入りの表情で、

今回、完全お任せ作成で発注前に確認せずに届いてからのお楽しみ方式だったのですが、

この写真をちゃんとアルバムにチョイスしていた事、

良かったなと。

 

「この写真を見ると、私はこの笑顔を守りたいのよと再確認します。

最近色々な事故やニュースがあるけれど、この子には普通におばあちゃんになって欲しい。

そして、こういう笑顔で笑って過ごしていられます様にと願うばかりです。」

 

とママの言葉に、本当にそうだなと。

子供たちのこんな笑顔を守っていきたいですよね。

 

そして、アルバムを見た本人である彼女。

お支度のしかめっ面の写真を見て、

「この子、面白い顔してるよーーー!!!」

とゲラゲラ笑っていたとの事!

「ずっとむすくれてたのお前だぞ♡コラコラ♡」と抱きしめたくなりました!

 

改めて、3歳の七五三おめでとうございます。

撮影させて頂き本当にありがとうございました。

また撮影会などでお会いできるの楽しみにしていますね!

3歳春の七五三。【前編】お支度クーデター勃発の巻。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです*

先日、『リトル・ママ』という全国33万部発行のフリーペーパーの七五三特集の取材を受けてきました。

私が載るのはちょっとの枠ですが、その枠スペース100個分位の出張撮影へのアツい想いを語ってきましたよ。

またリリース時にはお知らせしますので、良ければ見て下さい。

そして、今日も春の3歳七五三のお写真の紹介です。

おや、なんだか荒れたシルバニア一家。

以前、『七五三、どうしても我が子が着物を嫌がったらどうしましょう?のお話。』というブログを書いて、沢山の反響を頂きました。

こちらのブログの女の子は、当日気分が乗らなくって着物が嫌で泣いちゃったのですが、

今日の女の子は・・・

おや、なんだか隠れております。

まだ姿が見えません。

そろりそろりと距離を詰めていくも・・・

激おこです!!!

そう、今日の女の子は着付けヘアメイクを怒って拒否&逃亡というスタイルでスタート。

部屋の隅っこから・・・

ブロックを投げつけて抵抗。

着物を着る七五三という慣習に対する抗議。

これはお支度クーデターであります。(でもちゃんと人に当たらないように控えめに投げているのです。)

どうですか。

大人が色々とあの手この手で提案してもこの頑な姿勢。

どうですか。

めちゃくちゃ可愛いですよね。

投げ散らかしたブロックの奥でこの表情。

最高に可愛い。

彼女はリピーターさんで、これまでも最初に人見知りはあるけれど

徐々に慣れてきて笑顔が出てくるので、

私は何も心配していなかったし、

ママもヘアメイクさんもみんなでのんびりと彼女を受け入れ、好機を待つことにしました。

 

私としてはイヤイヤがある程写真としても面白いし、可愛いし、

なんて最高なの!と思いながら撮っていました。

写真ではサラリと数枚で紹介していますが、実際には割りかしの時間を攻防戦に費やし、

ついにこの辺りで風向きが変わってきました!

どうやらケーキ屋さんごっごの流れの様です。

『一緒に遊んでくれる』というのは、壁が一個取っ払われたという事で大事なポイントです。

大人はそれぞれの仕事を遂行しつつ、一緒に遊んで、楽しい気持ちを共有します。

ブロックのケーキを配ってくれる彼女。

みんなで食べながら女子会の雰囲気!

そうしたら、ちょっと、やっと笑顔が見れるようになりました!

一緒に遊んで気持ちが近づいたところで、

「髪の毛可愛くしてみる?お化粧してみる?」と提案。

まだ、「しない!」って言うのだけど、

じゃあお絵かきしようよと。

そうしたらとりあえず椅子に座ってくれました!

先日受けた七五三特集の取材でもお話ししたのですが、

「結局着ない(着物)、撮れない(写真)子というのはいないです。」と。

子供は気持ちの切り替えの天才なので、

大人は信じて寄り添って待っているだけで好機は必ずくると思います。

時間にも余裕がある出張撮影だからこそそういう対応もできますし、

イヤイヤの最中だってそれがそのままその日のストーリーとなって残り、

後で見返した時に心にグッと来るのだと思います。

この表情すごく可愛いと思いませんか?

これ、親が可愛いと思う我が子の表情だなって。

私は息子のこんなふとした表情がたまらなく好きです。

そんなこんなでやっと髪に触ることを許してくれた彼女。

いい女風(実際いい女だよ♡)に髪をかきあげる。

でもやっぱりいきなり気分が急降下するのも子供。

やっとここまで持ち上がったのだと、大人はこの機を逃さぬ様にそれぞれの仕事を内心必死にこなします(笑)

パパもこれはこれで重要な任務に当たっています。

ママが描くコキンちゃんの特徴を調査中。

ママ上手!

こうして描くことに集中している間にヘアメイクも進めます。

嗚呼、可愛い!

こんな笑顔が見れたらもう大丈夫。

ヘアは完成したのだけど、髪飾りをつけるのは嫌だそうな。

メイクもしてみようよ!と提案するも嫌だそうな。

自分のコンパクト(ブロックのおもちゃ)でファンデするからいいんだって!

うんうん、そのままで十分可愛いからいいか!

お着物はどうかな?と思ったけど、ちゃんと着てくれました!

「なんかくさい!」とか言いながらゲラゲラ。

嗚呼、可愛い3.5頭身。

もうコミュニケーションを取って色んな表情が引き出せる様になりました。

こういうの3歳らしくて本当好き。

嗚呼〜〜〜、可愛い!!

と言う事で、無事にお支度完了しました!!

アプリでタクシーを呼んでお寺に出発です!

 

お参りの様子はまた次の記事にて。

千年に一度の『ご開帳』が観れるかもしれません。

お楽しみに!