今日は『退院の日プラン』のお話を。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです。

昨日、8月18日の朝方に私のおばあちゃんが亡くなりました。

大正15年に生まれ、昭和と平成を丸々生き抜いたおばあちゃん、

95歳は大往生です。

死自体は悲しくはありません。

おばちゃん、お疲れ様、ありがとう、さようなら。

さて、今日は私の撮影プランの『退院の日プラン』について

お話させて頂こうかなと思っています。

このプランについてブログで書いたことは確かなかったと思います。

『退院の日プラン』というのは、

出産後に産院に入院しますが、その退院日に産院から自宅への撮影を1万円でします、という破格のプランです。

このプランが生まれた理由がですね、

『恨み』『つらみ』『地獄』という、

この幸せオーラ溢れる家族写真業界タブーの字面で構成されている事、

それを、もうちょっとちゃんと書いておこうかなと思いまして。

はあ、可愛い。

寝顔を覗きに行ったら運よくニヤリとしてくれたのは、

生後9日目の女の子です。

こんな可愛い写真達に『地獄』なんてワードをはめ込むのはどうなのかと思いますが、

このプラン誕生の経緯をつらつらと書かせて頂こうと思います。

私は次男を2019年の1月に出産しましたが、

2人目の妊娠中、産むまで続いたつわりに精神が崩壊しかけましたというか

崩壊しました。

トイレの横で『明日のジョー』ばりにへたり込み、

「もう嫌だ!」とわんわん泣いては

当時4歳だった長男が頭を撫でてくれました。

なぜつわりの薬がないのか、

妊娠・出産に関する苦しみはなぜ『我慢』を強いる方向で流されているのか、

日本の政治を背負ってるおじさん達に同じ吐き気を味わわせてやりたい、

それも約8ヶ月間、毎日、24時間だからな、

それでも我慢し続けますか?

というか、3日目位で相当の予算をつわり対策に使おうとするだろうな、

だろ??!!

他人事だと思いやがっ△×◯□◆!!!!

と、口が悪くなる程の怒りやら半狂乱やら廃人化を繰り返し、

とにかく私にとってこのつわりは地獄でした。

唯一の救いは、つわりが辛すぎて別アカを作ったtwitterで出来たつわり仲間のツイート。

時に励ましあったり、辛さを共有したりと、

「私だけではないのだ。」とどれだけ励まされたか。

後に本アカと統合しまして、その頃に出来たtwitter仲間から撮影のご依頼を頂いたりなんかもあって、

今でも同志の様に思っております。

妊娠まわりの事はとにかくデリケートなので、

私たちは気をつけof気をつけ、念of念で過ごし、

トラブルに関しては我慢to我慢でありますが、

それ以前に、マタニティマーク論争だとか、

妊婦を狙ってぶつかってくる人だとか、

今なんかはコロナも、

とにかくも「そこまで背負わないといけない?」という事までが本当に多すぎます。

自分が最後の妊婦生活を終えて、

「さあ、では、完全に安全なつわりの薬を開発しますか。」

と、その為の何かしらも持ってはいないものの、

その身をもって1人で背負ってきた妊産婦さんの為に何か私が出来ないかと、

写真でできる事は当然あるだろうと

そうして生まれたのがこのプランです。

「その身をもって1人で」と言いましたが、

勿論、支えてくれる夫や、優しい長男など

私も沢山助けてもらいましたが、

でも、お腹の子を「じゃあ今週はあなたお願いね〜。」

なんつって、夫にポンと渡せない限り、

やはり「その身をもって1人で」だと私は思うのですよね。

だから私がこのプランを基本1万円でやりますというのは、

徹底的に妊産婦さん、お母さんの為だけであります。

本当に色々と、

もう全部、

「お疲れ様でした」と「おめでとうございます」の気持ちを込めて。

でも、「貢献したい」とは言ったものの、

この破格の撮影料金は慈悲の心や慈善ではありません。

私のつわりへの『恨み』『つらみ』『怨念』などで成り立っております(笑)

実態のないものに、「負けへんで!」の精神で争い続けているのです。

(「負けへんで!」に関しては、podcast番組『Over the sun』の初回付近をお聴き下さい。)

たまに同業のフォトグラファーさんから、

このプランが素晴らしいからマネをしてもいいですか?という様な事を

仰って頂きますが、

私としては特許がある訳でもないですし全然いいです!

(プラン名丸パクリとかは勘弁して下さいね。)

ただ、この値段に関してはご注意を!とお伝えしています。

私はつわりに対して『丑の刻参り』ができるほど怨念を抱えており、

それが原動力にもなっておりますが、

基本的に出張撮影1万円は仕事にならないですし、

勿論私もこのプランをビジネス的な観点でも考えて構成しています。

さて、怨念の話はこれ位にしまして、

この可愛い赤ちゃんの事も色々言わせて下さい!

はあ、可愛い。

私は最近、新生児さんを尊いと思う感情に拍車がかかってきております。

多分、自分の子育てが新生児から離れるほど尊さが増してくるのだと思う。

この臍の緒、繋がっていた事をしっかり思わせるいい形だね〜。

『退院の日プラン』、

本来は、産院にお邪魔して30分ほど撮影してから移動、

ご自宅でも30分ほど撮影して終了という、

『初めてお家に帰る日」

『初めてお外に出る日』

を納めるプランですが、

現在はコロナ禍で産院に入れませんので、

ご自宅のみ1時間の撮影が殆どです。

(産院の外でお待ちして、退院の瞬間から撮影する事もあります。)

本当は産院のお部屋とか、可動式の新生児ベッドでの写真とか撮りたいのですがね。

コットっていうのですかね?あの透明ケースに入ってる新生児、

大好きなんだけどな。

でもご自宅で1時間撮れるのもいいですよ。

こうして沐浴の写真もゆっくり撮れます。

新生児のうちに撮っておきたいショットというのは沢山ありますが、

沐浴シーンはベスト3の中に入ると思う。

特に第一子なんかはワタワタすぎる生後1ヶ月です。

私たちは自分のパイをしまう事さえ忘れる程のワタワタなので、

沐浴中に写真を撮ろうなんて気はまわるはずがありません。

私は長男の新生児期の写真が殆どなくて後悔してますが、

まあ今思い返しても、カメラなんて持つ余裕なかったですよね。

私のお客様の写真を見て、皆様、

「出産後なのに、ママ何でこんなに綺麗なの?」とか、

「なんて穏やかなの?」などと我顧みて不安になったりするかもしれませんが、

私たちのサービスの写真というのは、ディズニーランドの様な側面もあると思うのです。

色んな魔法がその瞬間働いている様な。(画像を加工してるとかそういう意味ではないです。)

本当の日常はみんな髪振り乱し育児していると思う!

はあ〜、可愛い。

沐浴は、泣く子と、気持ちよさそうな子がいて、

どっちも本当に可愛い。

泣く子は顔が土偶の様になりますよね。

あれが可愛くって、

私は最近は『新生児期』でなく『土偶期』って呼んだりしてます。

気持ちよさそうな子は小さなお地蔵様みたいですよね。

可愛いよお(泣)

嗚呼〜〜〜〜!!!ニコッとしたーーーーーー(涙)

ママのママも産後のお手伝いでいらっしゃいました。

ソーシャルディスタンス。

私は沐浴中の濡れた髪とこの角度の写真が好きなのですよね。

以前、友人の出産撮影をした際に、

お股の方から赤ちゃんが出てくるところを撮らせてもらった事があるのですが、

こんな風に濡れた後頭部が回転して出てくるのですよね。

仕上げのお湯をかけて(ナイス軽量カップ!)、

沐浴完了です。

保湿ぬりぬり。

赤ちゃんは泣くと真っ赤になって、まさに赤ちゃんだね。

よくよく考えると『赤』『ちゃん』って可愛いな。

「お豆ちゃん♡」みたいに、

最初の誰かが、この赤い物体に、

可愛さ余って『ちゃん』を付けたのだろうね。

ちなみに、私は次男に対して可愛さが余りすぎて、

『ちゃん』の語尾が溶け、『ちゅん』になり、

「ちゅんちゅん♡」と呼んでいます。

2歳半になった次男は今は自分の事を「ちゅん」と言い、

保育園のお友達からも「ちゅんちゅんのママ!」などと呼ばれます。

私がSNSでよく「次男ちゅん」と書くのは、

ちょっと頭のネジが飛んでいるだけで、

打ち間違えではありません。

ちょっと落ち着いて、ウインクの様なショットが撮れました〜♡

お風呂上がりの「ほ〜〜〜」というお顔も。可愛い。

そして授乳のお時間。

ママの授乳のお写真は割愛しますが、パパミルクのお写真を。

混合授乳の方は、撮影の際はミルク授乳も、

またパパさんがします?とパパ授乳をお勧めしています。

新生児のおっぱい授乳はお顔がおっぱいに埋まってしまうので

(それも可愛いのですが)、

ミルクはお顔が撮りやすくて良いのですよね。

そして、沐浴に続いて新生児期に絶対撮りたいショット

ゲップ。

基本的には、飲み過ぎた課長か部長あたりの介抱の感じが可愛いのですが、

この子の場合は、おばけだじょ〜型。

この耳の後ろ付近の感じ、超絶可愛い。

このパパさん、とっても穏やかな感じなのですが、

面白くって、

おばけだじょ〜のアテレコをしてくれてます。

可愛すぎて、大人は皆とろけました。

勝手にアテレコしてごめんね。

でも可愛すぎるじょ〜。

『退院の日プラン』では、沐浴や授乳やオムツ替えなど日常のショットの他、

抱っこなど家族写真もお撮りしてます。

おばあちゃん(お若くっておばあちゃんという感じでない。)も一緒に。

何だか、新生児さんの撮影をしていると、

桃源郷にいる様な気分になります。

まあ、桃源郷行った事ないけどね。

穏やかで柔らかくて幸せで、

私の方が、逆に、入場料払うべきかも知らん。

これも個人的にお勧めショット、

新生児おにぎりです。

めちゃんこ可愛い。

はあ、宝物すぎる(涙)

お口、ムンってなってる可愛い(涙)

そんなこんな『退院の日プラン』ですが、

事前の予約が出来ませんので、

出産後、退院の目処が経ちましたらお問い合わせ下さい。

ちょうど良い価格なので、出産祝いにこのプランを利用してくださる方もいらっしゃいます。

スケジュールが閉じてる日でもこのプランでしたらお伺いできる可能性がございますので気軽にご連絡下さい。

そして一緒にご注文も頂いてたアルバムも仕上がりました!

可愛すぎる。

このプランでしたら20ページでちょうど良いですよ。

こちらは箱と表紙です。

最初のページは半透明のペーパーが付いています。

こちらはA4サイズの大きなものです。

他に小さいサイズのA5がありますが、

全力でA4をお勧めします。

写真の大きさがなかなか違います。

私は私の写真を大事に思っているので、やっぱりいい大きさで見れると嬉しい。

こちらの赤ちゃん、先日お宮参り撮影でもお会いしてきましたが、

この時から見違えるほどぷっくりしておりましたー♡

また来月お食い初めでもお会いできる予定です。

その頃はあやすと笑う様になってるのではないかな。

笑顔も撮れるかな、とっても楽しみです!

2つの小1の壁。子供にとっての壁、について。

こんにちは。 Cui Cui Photo Works 沼山かおりです*

7月になりましたね。

今月はリピーター様の『七五三プラン』の先行予約がございます。

詳細は前回のブログをご確認お願いします!

 

さて、今日は久々に息子の事を書きたいと思います。

私の中のトレンド、2歳真っ只中の次男に関しては特に書く事がない、

ただただ可愛い、私の語彙力も頭も溶けている状態なのですが、

今年小学生になりました長男の事を。

 

皆様、『小1の壁』という言葉はご存知ですよね。

私もTwitter界隈でよく耳にしていたし知ってはいたものの、

実際何が『壁』なのかあまりピンときていませんでした。

 

しかし、4月に入学して3ヶ月が経過、

「嗚呼、はいはい。これが壁ね。」

という実感を伴ってまいりましたので、その事について書きたいと思います。


『壁』は2つある。


『壁』は、2つあるという事が分かってきたのがまず。

①親にとっての壁

②子供にとっての壁

この2つですよね。

①については、ケアしなければならない事が格段に増える事

そして、今や全体の60%以上が共働きと言われているのに、

連絡事などが専業主婦(主夫)がいる前提の様に感じる事ですね。

ケア面については、

これまた前回のブログの冒頭で割と字数を割いておりますので

気になる方はそちらをご覧下さい!

連絡事については、

「来週、保護者会(平日の日中)があるからよろしくね!」

というお便りが突然来たり、

年間予定表に記載のあった授業参観日があたかも最初から無かったものの様に別日で、

「来週、授業参観があるからよろしくね!」

というお便りが来ます。

(zoomでのオンライン参加などの対応もしてくれる様になっておりますが。)

 

入学系の書類から日々のものまで、

地域のチラシ的なものもふんだんに入った連絡袋から

どれが重要な情報なのだ!とより分ける作業、

詳細が分からず学校に問い合わせると、

「学年便りにも記載がありましたが、」からはじまるお返事、、、

何だか自分が読解能力や管理力の低いバカなのかという気にすらなる。

もう、個人的な感覚で一言で言ってしまえば、

『保育園の神対応からの壁』

という感じですかね。

働く親を前提に存在する保育園の全てが今更ながら本当にありがたく感じました。

そして、②の子供にとっての壁です。

これについては、子の性質や性格により様々だと思いますが、

うちの長男に関しては、学校や勉強は楽しそうです。

保育園時代より格段に「本人に任せる」という場面が増える訳ですが、

それも、得意気にこなしておりました。

長男は割と慎重で、危険を冒そうとしないタイプなので

私が見ていても、そんなに心配にならずに済んでいました。

しかし、今週とある事があり、この②についても感じる事になりました。

 

うちの長男は、引っ越しのタイミングで学童の申請に間に合わずに入れなかったので、

自由に行ったり帰ったりできる放課後クラブというものを利用しています。

(大人が見守っているだけで、基本子供の自主性に任せて遊ぶ場所で、

学校の校庭や教室を利用します。おやつは出ません。

学童は帰宅時間も決まっていますが、こちらは自由に帰れます。)

とは言え、私は自宅仕事の時間も多いので

長男は割とそのまま授業終わりに帰ってきます。

 

汗びっしょりになって黄色い帽子で帰ってくる長男は本当に愛しいのですが、

「おかえりー!」と迎えて、

長男の表情や声や態度がどうかなというのは毎日割と気をつけて見ています。

先日、帰るなり、

「A君のお母さんに、A君が仲間外れにしてくるってLINEして!」

と怒って帰って来ました。

(A君のママには、公園で一緒になった時にLINEを交換して下さいとアタック済みだった。)

詳細を聞いてみると、

集団下校のグループ5人で帰っていて、A君が筆頭に自分を仲間外れにしてくると。

「今度、皆んなでパーティーをするけど君は来ないでね。」

という様な事を言ってきたらしいです。(パーティーって何やねん笑)

 

以前に、A君に帰り道に荷物を持たされたと話していた事、

それより以前に、グループのB君に傘を壊されて帰ってきた事、

グループの女の子2人に雨の日に傘の水をかけられたと話していた事、

ちょっと前に、帰り道に突然手に持っていた工作物を叩き壊された事、

これらが私の中で繋がってしまいました。

一つ一つ取れば、子供同士の遊びやふざけてした事とあまり気にしていませんでしたが、

こう来ると、どうやら集団下校のグループと息子はソリが合わないのかも知れないなと思いますよね。

息子に聞くと、「傷付いた」「悲しい」という感情より、

「悔しい」「同じ事を仕返ししてやりたい」という「怒り」の感情が強い様です。

私としては、

何か息子にも悪い部分があったかもしれない事と、

あとは、気のあまり強くない息子は何か嫌な事があった際に

ふざけたり、笑ってごまかしたりする様なところがあるのでそこが心配になりました。

「お友達にそう言われて、どうしたの?」と聞くと、

案の定、ふざけていると相手に取られる様な行動をしていました。

 

我が子は、全人類から愛されて欲しい。

これは、誰もが思うところではないでしょうか。

でも勿論そんな事は不可能な事は分かっています。

素直に私は心が痛んだのですが、

寄り添った後に私が息子に言える事は2つでした。

1.嫌な事をしてくる子と無理に一緒にいる必要はない。

2.何か嫌な事をされた時はキッパリと嫌だと言う。言えないのであれば、怒ったお顔のままその場を離れるなどをすればよい。決してふざけたり笑って誤魔化さない事。

 

息子と2人でしばらくお話をして、

「意地悪をされるなら一緒にお友達と帰りたくない」

「でも、一人で帰るのは寂しくて足が進まない」

と言うので(可愛い)、

「その子達と帰りが一緒にならない様に放課後クラブで少し遊んで帰ってくる」

「放課後クラブに行きたくない時は、校門を出たらお母ちゃんに電話して。

可能な限りお迎えに行ってあげるから。」

との案で落ち着きました。

 

これまで保育園では担任の先生の目が常に行き届いており、

トラブルにはその場で即対応してくれましたが、もうそういう訳にはいきません。

子供にとっての壁は、その子によりそれぞれだと思いますが、

息子にとっては人間関係の壁なのかな。

まあでもこの壁は、ずっと続くものかもね。


子供の壁についての学校側の対応


そして、最後に先生に言うかどうかという事を考えました。

私としては、

「息子がこんな事をされてるんでざます!」

とただただ感情をぶつけるだけなら言っても仕方ないかなと。

ただ、今回の事で集団下校のグループに問題があるかなと思ったので

「こういう事があったので、もし集団下校を学校側で促している様なら一旦息子をそのグループから離して欲しい。」

という事を伝えました。

 

あともう一つ。

先週に初めてのクラスの保護者会があったのですが、その際に、

「現時点で女の子はまだ気を使い合っていてトラブルが少ないです。

小2,3になってくると増えてきます。

男の子は既にトラブルが多いです。

学校としては、どんな小さな事でも報告して頂ければと思います。

目が若いうちに摘んでおきたいので。」

という様な事を先生が仰って下さっていたので、伝えようという気になれました。

息子に、先生に話していいか確認をし、連絡帳に記入。

そして、その日に先生が電話をかけてきてくれました。

 

「先ず、その様な事になっていてすみません。

学校としては、現在は集団下校を促してはおらず子供の自由にさせています。

で、本日息子さんに話を聞いて、該当の子が誰かも教えてもらいました。

傘を壊したB君に対しては、

・まず人の物を取ったり持ったりしない事

・ましてや壊す事など絶対いけません

という事を強めに言いました。

傘も壊れている事もあり、B君の親御さんにはこちらからご連絡します。

A君に対しては、

・ふざけて遊びでだとしても、人に荷物を持たせる事はいけません

と伝え、仲間外れにしたのはどうしてか聞きました。

そしたら息子さんが、帰り道に走って先に行ってしまう事がありそれが嫌だったと。

だから意地悪を言ってしまったと。

その話を一緒にしていたら、息子さんが、

僕も昨日お母さんと、通学路は走らないとお約束したんだ、ごめんね

と自分から謝って、A君も僕もごめんね、もうしないよと言ってました。

息子さんが自分から謝ってて

いじらしくて私も泣きそうになってしまったのですが、

その様になりました。」と。

 

そうかそうか、友達も嫌な思いしていたんだね

(まあ、息子に非がないとはそもそも思っていないが)、

それにしても自分から謝ったんか、偉いな!!!(涙)

となり、息子には、

「友達はこんな事が嫌で、意地悪言ってしまったんだよね。

やっぱり通学路は走らないでね。

でも自分から謝って偉いね!!!!!」

と頭をグリグリしました。

息子は、

「やっぱりA君と帰りたい。」

と言っており、まあ一先ず良かったなと。

みんなで仲良く、無事に帰ってきておくれ。

 


子供の壁をどうやって私は崩してあげられるか


今回の事で私が思ったのは、まず担任の先生の対応への感謝です。

ふざけてなら、悪意がないなら荷物を持たされる事も

小物を壊される事もまあいいか、仕方ないかと思っていた私ですが、

悪意がなくても駄目な事ですよね。

主観ではなく、基準をもって叱ってくれる事は本当に有り難いです。

また、私も報告して良かったと思いました。

それは、低学年だからこそ、

大人がちゃんと見ているよ、大人がちゃんと対応するよ、

何かあると親に報告されるよ、ダメな事はちゃんと叱られるよ

という事を分からせるのが大事なのだろうなと思ったのですよね。

「どうせ大人は見てねえや、何もしてくれねえや。」

というのが続くととてもこわいと。

(この写真は保育園時代の親友がお泊まりに来た時のものです。今でも遊んでくれる保育園時代のお友達は宝物。学校の友達だけが全てじゃないよと、世界をお互いが広げてくれたらいいね。)

保育園を卒園した時に強く思ったのは、

息子はこれから沢山、人間関係やアイデンティティなどに悩み、傷付くのだろう、

私が何でも守ってやれるぬくぬくした期間が終わったのだろうな

という事でした。

そんな時に私は、ただ待って抱きしめたり

また、離れたり逃げたりする事も全然提案したいなと。

私がフリーランスになったのは、

会社であまりいいパフォーマンスが出来ていると思えなかったからです。

逃げたと言ってもいい。

でも、一人きりになったら会社で出来ていなかった事が出来たり

自信が持てる様になりました。

息子もA君もB君も誰もかれもダメなんじゃない、

今はそこが合わないって時もある。

(この写真は、お休みは勝手に行き来する同じマンションの同級生とスーファミクラシックでストⅡをする息子と足だけ見えてる友達。同じマンションの友達も宝物。というか、私も助かっております。ずっと仲良くいれるといいな。)

今回のトラブルで私が出来ることって何だろうと、

正解なんててんで分からないのですが、一つ思ったのは、

世界がとても狭いであろう子供達に、

「息子には右に、A君には左に、もうちょっとスペースがあるんだよ。」

という事を教えてあげたりみせてあげる事なのかなと。

それは本当はもうちょっとどころかだいぶ広いのだけど、

その広さをいちを持っておくというのは親の腕の見せ所だろうとも。

 

私は今月で39歳になるのですが、

40歳を目前にして『これから』を考える機会がかなり増えています。

どの方向にいくかという事がまだハッキリしていませんでしたが、

子供が小学生になり、

子育ても私自身も次のフェーズにきていて、

これからはその広さを子供の為に持ってやれる方向を目指す

というのは1つ定まったかなと思います。

独立して、出産して、子育てして、仕事して

また出産して、子育てして、仕事しての必死ステージが終わりつつあります。

もう1つは、自分の仕事の賞味期限の様なものもテーマですね。

その方向でも新しい事を考えています。

最後に、

今日は長男をテーマに書きましたが、

もう次男ちゅん2歳は、毎日毎日ひたすら可愛いです。癒しでしかありません。

私の「2歳最高〜!!!!」という叫びを聞いて、

2歳のイヤイヤにうんざりしている方や、

可愛いと思えないという方は、嫌な気持ちになるかもなといつも気になっています。

私的に、

『魔の2歳』と言われる期間を楽しめるか楽しめないかは外的要因である

という持論がありまして、自身の力ではどうにもならないものだと思うのですよね。

私はたまたま、

・第二子である

・上と4学年も離れている(次男は早生まれなので実際4.5学年差の様なもの)

・2歳のイヤイヤより上の7歳の癇癪にほとほとまいっている

など条件の元、

さらに、撮影中にお客様のお子様が可愛すぎて

抱っこや頭なでなでなどしたくてたまらないのを我慢しており、

鬱憤を溜め込んでいるので、

我が家にいる3.5頭身、まだむっちりが残る2歳がとても有り難いという事情もあります。

鬱憤をはらすべく次男ちゅんをスリスリ。

 

もし2歳を楽しむ余裕がなくっても、

死んだ魚の目をしながらも写真や動画をただただ撮っておくのはおすすめです。

つわりがしんどくて、

生まれたばかりの下の子のケアで寝不足で、

そんなママさんの代わりにパパさんは2歳の動画や写真を沢山撮っておいてあげて下さい。

私たちの様な出張撮影を頼んであげるのもいいと思います。

余裕のない状況がクリアになった時、

その動画や写真はたまらない宝物になります。

 

そんなこんなで小1の壁について、久々にコラム的な記事を書きましたが、

最後はいつもの

2歳最高

という抑えきれない想いで終わりました。

2歳や3歳の撮影において、

現在の私は最高の能力を発揮できると自負しております。

七五三でも日常撮影でも、ご依頼お待ちしております!