職場復帰まであと2日、最後の育休の時の日常撮影。

こんにちは。Cui Cui Photo Works 沼山かおりです*

この夏は沢山『育休とか日常とか、プラン』を撮影させて頂きましたが、

今日は正に、復職2日前の育休最後の時のお写真の紹介です。

ロンパースのボタン留めきらぬまま登場してくれた彼は

新緑撮影会にも参加して下さっていたのでついこないだ会った感じ。

上のお兄ちゃんは保育園中。

笑う時にお口がキュッとなるのが可愛い次男君です。

この日は離乳食から撮影スタートです。

ママがキッチンに入ってしまって・・・

涙目です♡

「かあさーん!開けとくれー!!」の画。

騙し騙しでつまみ食いをさせて貰いますが・・・

あーもー早く食べたい母さん!!

早く〜!

HA・YA・KUーーーーーーーー!!!

前のめり。

はいはい、あーん。

むぐ。

むぐ!

おいちーーー!!

おいちいーーーーー!!!可愛い!!!!!

はい、どーじょ。

おいち〜〜〜〜。おいちいね〜〜〜〜♡♡♡(全て私の心の声です。うざったくてすみません。)

もう本当可愛い。

この頃覚えたてのお手手パチパチ連発の彼。

これをすると両親が喜ぶ、という事まで理解した彼は幾度と無くパチパチ。

そして私も大層喜んだのでした。

手づかみ食べも出来ます!でも・・・

ポロリ、

ポロポロの、

にぎにぎの、

ブンブン。

食べるのに飽きればそれはおもちゃに変わる。

毎度の撒き散らし、ありがとうございまーす!(涙)ですよね。

ごちそうさまでした!をして、

ママはせっせとご飯粒拾い。

僕ちんも一粒見つけた様で・・・

「ありました!」って報告してくれた可愛い!!!

この3コマの写真が本当可愛い。

自分で撒き散らしたくせに、ちっちゃな小姑の様。

ごはんの後はおっぱいだぜ!がばあ!!とばかりに覆いかぶさる。

嗚呼、幸せそう。

ママ可愛いな。

復職をすればどうしても母乳量は減ってきてしまうもので、

かく言う私も生後3ヶ月で次男を保育園に預けた為、

母乳は私の意思とは反対にすでにマイクをステージに置こうか(百恵ちゃん)という感じ。

私は私の乳のマネージャーみたいなもんなので、

ある程度は咤激励出来ても、本人が引退宣言をしてしまえばそれに従うしかないのです。

たった1人の私の乳のファンという立場の次男もあまり必要なタイプでないみたいで、

私の授乳もそろそろ終わりかなというところです。

乳好きの長男で3年半も授乳をした私は、

今回あまり授乳に未練はなく、

次男の意向に任せようかなと思っているところです。

 

一口に『授乳』といっても様々なドラマがありますよね。

授乳に対する母親の想いもそれぞれ。

でも、おっぱいでもミルクでも、

この姿はずっと忘れたくないなと思いますよね。

授乳の写真は、母親だけが、私だけがひっそりと見る写真。

誰かから評価されるものでもない、

今の時代だからこそそんな写真があってもいいのではないかなと思います。

廊下でずり這いショットの撮影なんかをして、

 

ママがお風呂の準備中にかくれんぼ。

鳴呼可愛い。

さてさて、お写真は既にお風呂上がり。

お風呂の可愛いシーンは残念ながらお見せできません♡

でも、これこれ。

ずっとオムツいっちょのお写真を推してきましたが、

最近はもう私的に肌着がトレンドという事になっております。

さて、そろそろお兄ちゃんのお迎えの時間が近づいて来ましたのでお支度です。

ズボっ。

グググっ。

子供のお世話をしていると、自分の水分補給さえまともに出来ていない事に気付いたりして、

でもお茶を飲むのでさえこう。

ワンオペの大変さを分かっていない男性に教えてあげたい。

例えばあなたがパソコンを打つ横からキーボードをバンバン叩いてくる、

昼休憩中に「先輩、遊んでくれなきゃつまんないーー!!!」と泣き叫ぶ、

外回り中に急に車道に飛び出す、

ブレイクのコーヒー中に指を突っ込んでくる、

そんな後輩とずっとずっと1日中過ごすことを想像してみて下さい。

それがワンオペの大変さや、と。

 

お迎え前の洗濯物の取り込み。

この時彼は泣いて窓にひっついていました。

窓からのママが見てる景色を撮りたいなと思って私もお外に出てみたのですが、

私だと笑っちゃうね。

ママじゃないから離れても寂しくないもんね。

でもこの景色、可愛い!

いないいない。

ばあ!(ひー、可愛い!)

さて、そろそろお兄ちゃんを保育園にお迎えに行きます。

お兄ちゃんははじめましてです。

保育園お疲れ様!

次男君がひょこ。

ほら、手繋ぐよ〜と言ったそばから・・・

転んでしまいました!

鳴呼。

私は編集中にこの辺で、

「世界中のお母さん!皆さん、本当お疲れ様です!!!」

という気持ちがこみ上げて来ました。

しゃがむのがキツい状況で、本当によくしゃがまなければいけない事件が起こるし、

この次男君の、ただくっついてる感が何とも。

本当はまだまだ抱っこしてあげたい歳ですが、

お兄ちゃんになって、

転んでも自分で歩かなくてはいけなくなりました。

くいっと涙を拭いて歩くお兄ちゃんに愛しさが溢れてしまいます。

さて、お家に帰って来ました!

お兄様、何だか「秘技」って感じで手を洗いなさる。

手を洗った後はいつもこうして2人を抱っこしてあげるのだそう。

保育園を早引きしておやつを食べていないのでバナナタイム!

僕ちんも食べる。

みんなで食べる。

もっとくれ。

いやだ。

お兄ちゃんバナナくれんかった。おっぱいくれー!!

今度は3人で絵本タイム。

「ぽん、ちん、ぱん!」で盛り上がる。

そして眠くなってきた次男君、海老反る。

少しおっぱいを吸って、

トントンしたら寝ちゃいました。

最近の日常撮影はパパさんが参加してくださる事が多かったのですが、

ママだけの撮影は育休感が強く、独特の雰囲気があります。

男性の育休取得率も上がってはきていると思いますが、

まだまだやっぱり「育休」は「母親」のものという感じが強いと私は思います。

パパが参加してくれる日常撮影でも、正直パパからは「補助」感が漂います。

ママだけの日常撮影は「主体」しかいない感じ。

その独特さがあるのですよね。

もうペースが出来上がっているし、

あうんの密な空気があります。

ママだけの撮影の場合、その空気感を何とか残したいなと私は思っているのですが、

それはママの頑張りであり、我が子への愛しい気持ちであり、

それをそのままママ本人に見せてあげたいなと思うのです。

 

別の日常撮影をしたママさんからは、

「初めて自分の育児を客観的に見て、我ながら言うのも何ですが、

とても温かさを感じました。

毎日イライラして、必死で、日々不満ばかりなのですが、

写真を見て、

あれ、私幸せじゃん。それでも幸せなんだな、

って思いました。」

と感想を頂きました。

 

私の方が、ああ、そうなのか、と。

日常撮影というのは、もしかしたら日々の自分の育児の『肯定』みたいなものになるのかも、と。

本当誰も褒めてくれないし、

自分でだって自信がある訳でもないけれど、

でもこうして見ると、子供も私も楽しそうで幸せそうだなと。

 

それは勿論、私がママさんたちを肯定してるなんて偉そうな事ではなくて、

私もカメラもただ事実しか写せないので。

 

いつも家族の写真を撮るときは、

被写体の子供達が大きくなった時に、

記憶には残らないこの風景を見せてあげたいなと思って、

写ってる家族の愛は勿論、私も色々溢れながら撮っているので、

その愛のダブルビームみたいなものは、

「こんなに君は愛されていたんだよ。」なんて恩着せがましいものでなくとも、

子供達が何か大きな困難にぶつかった時の糧にはなるだろうと思っているところがあります。

でも日常写真というのは、何というか、

もう私達親のためのものという部分が強いのかなと。

 

私達が職場復帰をする為の、

断乳卒乳をする為の、

1歳を迎える為の、

私達親の糧やないか!と。

 

この日々を写真に納めたから、

前を向いて復帰できる、卒乳できる、成長を喜べる、

だから大丈夫。

と、そう思ってもらえたら私は嬉しいです。

思い出のお家で最後に。9ヶ月の女の子の日常撮影。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです*

まず夏季休暇のお知らせをさせて下さい。

8/25(日)〜8/29(木)までお休みを頂きます。

問い合わせやメールは受け付けておりますが急ぎでないものは29日以降の返信となる場合がございますのでご了承下さい。

さて、今日も9ヶ月の女の子の日常撮影のお写真を紹介します。

今回ご依頼頂いたのは、もうすぐお引越しするという予定のご家族。

パパとママが、パパとママになる前から住んでたお家、

そして君が生まれて初めて一緒に暮らしたお家。

きっと君の記憶には残らないけど、最後の思い出に、こうして写真があればと

撮影させて頂く事になりました。

私はこの、まず初めの1枚の写真が好きです。

「どなたですか?」というこのお顔が好き。

でもみんなすぐ笑顔を見せてくれます。

最近、9ヶ月前後の日常撮影を沢山させて頂いていて、

この月齢の魅力について論文書けるかなって位に胸に色々きてるのですが、

その一つの『拍手』。

彼女にもきてる『パチパチブーム』。

これは本当可愛い。

これをやられたら、こっちはもう、

「じょうじゅでちゅね〜〜〜♡♡パチパチできるの〜〜♡じょうジュ〜〜(上手)♡♡♡」

ってなってしまいます。

いつも大体、初めは好きなおもちゃで一緒に遊びながら撮る事が多い私ですが、

彼女の今のお気にはシャカシャカみたいです。

木の車をブーブーとするのも得意。

お手手もなんと可愛い。

『育休とか日常とか、プラン』は平日限定ですが、(休日はスタンダードプランとなります)

殆どがパパさんも一緒です。

わざわざ有給や半休を取って下さる方もいて、本当にありがとうございます。

でも、可能ならやはりパパも一緒に写ってもらいたいですね。

私が子供の頃の写真で、父親がオムツ替えしてる写真なんて見た事ないものな。

(実際全然してなかっただろう。)

現代の子供は、お父さんもナチュラルに家事や育児をしてる姿を見て育つのですよね。

とても良い事ですよね。

あと、この月齢の魅力として外せない『ハイハイ』もしくは『ズリバイ』。

世界一可愛い笑顔でこちらに迫ってくるこの姿は一生目に焼き付けたい。

でも本当、今見てる感覚のままでは覚えてられませんのでね、

撮っておくべきです!

ひーーーーー、可愛い。

そしてお得意のパチパチ!可愛いよー(泣)。

さて、外はとっても暑いので早めにお散歩に行く事にします。

このプランのお外撮影では、公園に行ったりするよりも、

お散歩している緑道などで撮影する事が多いです。

公園デビューにはまだ早い月齢ですし、

実際にお散歩しているコースなどで撮れると良いですよね。

そしてここでもお得意のパチパチ!!

子供が生まれる前から暮らしていたこの町ももうすぐで引越しです。

毎日の様にお買い物に行っていたコースで商店街へ。

パパさんが、

「僕は回数は少ないけど、やっぱり妻は毎日子供とお散歩して買い物をした道ですので。感慨深いんじゃないかな。」

と話していて、何だか優しい言葉だなって思いました。

「よく行くお魚屋さんのおじさんが娘にいつも話しかけてくれる。」と、

ご挨拶に行ったら残念!お休みでした!

気分はもう刺身だったのでスーパーでお買い物をする事に。

わーい、刺身だ!

君にはこの商店街の記憶は残らないと思うけれど、

ベビーカーに乗って毎日こうしてお買い物に行ったんだよ。

さて、お家の前でもお写真を撮ってから、涼しいお部屋に入って今度は絵本を読む事にしましょう。

絵本を読むシーンもいいですよね。

うちの次男の7ヶ月位だとまだイマイチだったりしますが、

9ヶ月近いとしっかり反応が出て可愛いです。

パパとのお歌遊びも。

「バスに乗って揺られてる♪ Go! Go!」とみんなで歌って楽しそう。

あーー可愛い!

いつも女の子の撮影すると、可愛くて、「この子のパパになってみたい。」って思うのですよね。

よ、嫁にやりたくない!!!

さて、そろそろ離乳食の準備です。

やったーーー!!ごはんや!ごはんや!

ごはんの前にお洒落着をお着替え。

やめてーーーー!!

やめて〜〜〜〜〜(泣)

でも大好きなタオルをもらってすぐごきげん!

ふわふわしてもらうのも好きです。

さて、ごはんが出来ましたので離乳食の時間です。

ぱーーーく。

おいちい!

あーー可愛い。

食べさせがいのあるふくふくのお顔。

デザートのヨーグルトが大好き!

ごはんもぴっかり完食し、次は授乳です。

何このフォルム、カタチ。ピンとしてて可愛すぎる。

そして私分かったのです。

前回のブログでも書きましたが、「授乳は肌着が可愛い」。

ふわふわの髪の毛も、

ぎゅっと掴んだお手手も、

むっちりの足も、

この柔らかさをずっと抱っこできると疑いもせずに、

気付いたらうちの長男は5歳になっていて、

私の膝の上に乗ればとんがったお尻がゴリゴリと痛く、

だから次男の今のふわふわが

じゅわっと溶けてしまう綿あめの様に儚いものと知り、

私はもう毎日「どうしよう、どうしよう」と焦っています。

感触は残せなくても、

その質感を写真に残して、

ちょっとでも思い出してもらえたら嬉しいです。

おっぱいもしっかり飲んで満足そうです!

ネンネするかなと思ったけど、まだまだ元気そう!

という事で、最後はお2階でゴロゴロして終わりにする事にしました。

いつもこうしてしばらくゴロンゴロンしてから寝るそうですよ。

お気にのタオルをハムハムしてね。

でもまだ眠くないんだよね!

お写真を納品する頃にはお引越しが済んでいたので、

もう新しいお家での生活が始まっています。

パパとママが結婚して、君がお腹に来て、産まれて、

初めて帰ってきたこのお家で沢山の思い出があり、

離れるのは寂しいと、

でも新しいお家で、町で、彼女が成長していって、

これから沢山の思い出がまた増えますね。

思い入れのあるお家での最後をこうして撮らせて頂き嬉しかったです。

本当にありがとうございました。

また何かの機会でお会いできたら嬉しいです*