こんにちは。CuiCui photo works沼山かおりです*
5月の復帰に向けて機材のメンテナンスが完了。
あとはプランのリニューアルとホームページのリリースを進めています。
新商品や、妊婦さんに嬉しいプランを用意していますので
周りに妊婦さんいましたらご紹介頂けると嬉しいです。
さて、おそらく人生最後の自主育休(フリーランスなので何の手当てもない。これ国がどうにかしてくれないかな。)を満喫中のわたし。
次男は2ヶ月になり、諸々順調です。
新生児期、確かに可愛いし尊いのですが、
2ヶ月目辺りになってくると顔がしっかりとしてきて、
『新生児顔』から『うちの子顔』になってきて、
そんでもって、「あ〜」とか「う〜」とか「ふう〜」とか喃語がとにかく可愛くて、
顔を覗き込むとにっこり笑ったりして可愛くて、
もう吸い込むか飛び込むか爆発するかという可愛さ。
そう、2人目で分かったのですが、
自分のお腹で十月十日育てたとは言え、
自分のお股から出したとは言え、
我が子とは言え、
産まれたばかりの赤ちゃんは『初めて会う人』。
だから、不思議に思ったり、人見知りしたりするのは当たり前の事で、
それがお世話すればする程、一緒に過ごす時間を重ねる程愛情が増していって、
私個人の意見としては、血より時間なのかもと。
新生児期、まだちょっと他人行儀な不思議な感覚があったのですが、
2ヶ月目辺りから慣れてきて、堰を切ったように『母性』がブシャーという感じです。
そして、2人目の子というのは、
1人目で通過して失ってきているので、その月齢の尊さというもをよく分かってしまって、
もう毎日毎分毎秒泣ける位可愛い。
更にまあ、最後の子だろうから、
毎日毎分毎秒、最後の生後67,68,69日と
覚悟も了承もないまま時が過ぎて成長していくから、
もうどしたら?という感じです。
2人目は『孫』、3人目は『神』って言われてるの良く分かるな。
更に、自分の歳がいってる程グッときます。
これは最近のお気に入り仕草、『ハンドリガード』です。
少しほっといた後にパッと見るとこれをしています。
自分の手の存在に気付き、不思議そうにじっと見つめる。
そしてそれがどうやら自分の意思で動かせる様だという事を理解する。
お口をとんがらがして、プイプイと手を動かしている姿にもう萌えてしまって、
近付くと私の方を見ちゃうので、こうして部屋の外からそっとのぞいているのです。
長男4歳の、幼児特有の可愛さというのをここ数年堪能していた訳ですが、
すっかり忘れた頃に舞い降りた乳児の可愛さ、これはマズい。
そして分かったのです。
やはりこの『感覚』というものは覚えている事が出来ないのだという事を。
長男にも乳児期があった訳で、
当時は「こんな可愛いもの忘れるはずがない」と思っていました。
でも、子供はどんどん成長するし、
成長する毎に新しい可愛さがぽんぽこ出てきて、
こちらはそれに夢中になるし、夢中にならなければ、しっかり見なければ、
過去の可愛さに引きづられている様じゃ寧ろ駄目なんですよね。子育てって。
なので、今次男に感じているこの感覚、
ハンドリガードをそっとのぞいてる時に心臓がキュ〜〜〜〜ンとなるこの感覚自体を覚えておく事は出来ない、
それを2人目で真に理解しました。
だから『写真』なのですよね。
私が思うに、写真も単体では完璧ではないです。子供の『今』を残す手段とか方法とかモノとしては。
でも割と『ベスト』だとは思う。やっぱり。
写真に、今の自分の気持ちを文章で添えとくと完璧に近いかもと思います。
別にうまい文章である必要もないし、将来子供に見せる必要もない、
ただ、「嗚呼、きゃわいい♡きゃわたん♡ハンドリガード萌え萌えです♡」みたいな
頭のゆるい文章でいいと思う。
実際乳児の子育てしてると言葉の能力は低下していってこうなるし。
イラストもいいと思う。
私は手帳とかその辺にある紙に絵を描いて写メしてデジタル保存もしたりしてます。
でも『文章』も『イラスト』も割と主観が強くて、
得意不得意もあるし。
でも『写真』は基本事実しか写らないし、
何より裏切らないです。
バシャバシャと兎に角沢山撮ればいいというものでもなくて、
心が動いた時に撮ればいいと思います。
そしてたまにプロに頼むのもいい。
でもプロのカメラマンなら誰でも
その心のままの、「そうそう、今の我が子のこういうところを残したいの、愛しいと思ってるの。」
と思える様な写真を撮ってくれる訳ではないです。
写真的な旨さより重要な『何か』が必要なんですが、それが何かは私も模索中。
今回2人目出産で、子供の今の尊さを改めてビシビシ実感してる身としては、
やはりお客様の、とりわけのママの感情に可能な限りフュージョン、融合する様な写真をやはり撮っていきたいなと思う。
いくら堪能したってしたりない位可愛くて、
すごいスピードで成長していく我が子たち(自分の子も、お客様の子も)だから、
これが、この『写真』があれば一先ず大丈夫と、
安心して成長を見守れる様に、自分のお守りの様に、
改めて写真を撮っていきたいです。