撮影再開のお知らせと、我が子の写真データ保存事情。

こんにちは。Cui Cui Photo Works フォトグラファー沼山かおりです*

東京も緊急事態宣言が解除となりました。

それに伴い、6月からご新規のお客様の予約を再開したいと思います。

ですが、解除とは言え引き続き慎重に、

状況を見て都度柔軟に対応していければと思っております。

延期対応をしているご予約済みのお客様には今月中にご連絡させて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します*

今日は予約再開において、今後どの様にお仕事をさせて頂きたいかというお話と、

自粛中にしました、息子達の写真データの整理についてお話しようかと思います。


撮影時のウイルス対策について


撮影日は毎朝検温を行い37.5℃以下である事を確認致します。

私が37.5℃以上の発熱または咳が頻繁に出る状態や他の感染症である、

もしくは同居の家族に同様の症状がある場合は撮影の延期をお願い致します。

お客様のご家族にも同様の状態が発生しましたらご連絡お願い致します。

 

移動についてですが、私は公共交通機関での移動となります。

ですので、ラッシュ時(今後は緩和されるのかな)を避けたご予約時間でお願いできればと思います。

移動中は極力、人や物に触れない様気をつけたいと思います。

お客様と会う直前に先ずアルコール除菌をし、

お客様宅へのお伺いの際は洗面所をお借りし、手洗い、うがいをさせて下さい。

マスクは常に着用致します。

お子様には基本こちらから触れない様に気をつけたいと思います。

 


今後の撮影について(6~8月)


1日1組様限定とさせて頂きたいと思います。

また、第二波第三波や体調不良によるリスケ対応を柔軟に出来る様、

週毎にご予約組数を4組までとさせて頂きたいと思います。

空き日程につきましては「ご予約状況カレンダー」にてご確認お願いします。

また日曜・祝日は基本定休日とさせて下さい。

以上の措置は一先ず8月までとさせて頂き、9月以降はまた状況を確認して決めたいと思います。

 


七五三のご予約について


例年通り、リピーター様の先行予約を7/15(水)より、

一般のご予約を8/1(土)より開始したいと思います。

こちらもコロナウイルスの状況により対応を変える可能性がございます。

7月の頭にブログにて、七五三のご予約について詳細をお伝え致しますので

宜しくお願い致します。

以上、ザッとになりますが、

生活においても感染症対策を万全に、

今後も気を抜かずにいきたいと思います。

 

私としては、今回の様に丸々2ヶ月とか仕事が出来なくなるよりかは、

少なくても撮影をし続けたいと思っています。

息子達とこんなずっと一緒にいれる生活は、私は幸せだったのですが、

やはり仕事が出来ない事は色んな意味でのストレスがありました。

ずっと薄ら胃腸の調子が悪かったです(笑)

この自粛期間中に長男は6歳になりました。

毎日、注意した事は3秒で忘れるし、

「ドガーン!!バギーーン!!」とかうるさいし、

一昨日なんか大量の素麺を立体的にぶちまけて、

立体的なもんで、

もう折らずに回収する事不可能、トム・クルーズでも無理、という状態で、

「もうお母ちゃん嫌だ、一緒に風呂入ってやんない!!」とか、

「今日はもうお父ちゃんと寝て!!」とか、

毎日キレまくっているのですが、

寝顔を見ると、

「嗚呼、まだ可愛い。今日も沢山怒ってしまってごめんね。」

と思うのでした。

さて、次は私が自粛期間にしました息子達の写真データ整理の事をちょっと紹介しようかなと思います。

皆様、お子様の写真データをどの様に保存してますでしょうか?

私はアルバムに関しては作業を溜めずに作成しているのですが、

(過去記事のこちらに書いていますのでよければご覧下さい。)

データの整理が追いついていませんでした。

それをこの自粛期間にやってしまおうと。

私が我が子の写真データ保存に関して思う事は、『東日本大震災』です。

3.11において、津波は沢山の命と、そして家族の思い出である写真やアルバムも流しました。

私は、お世話になっている会社のお声がけで、

津波で写真を失ってしまったご家族のウエディング写真を福島まで撮りに行った事があります。

気に入っていた洋服だって、なんなら家だって、

それなら生きていれば、今後何とかまた手にする事が出来るかもしれないけれど、

写真は、これまでの写真達はどうしたって取り戻せないし、

なくした時の悲しみは計りしれないと思う。

写真を失ってしまう事は、家族の大事な思い出や過去がぽっかり抜けてしまう事なんだと

福島で写真を撮らせてもらった時は私は結婚もしていなかったけど、

それだけはよく分かりました。

私の住んでいる地域では、大きな地震の際に津波に襲われる事は想定しにくいですが、

今回のコロナウイルスもそうですが、何があるか分からない訳です。

私はカプコンのゲーム『バイオハザード』や

海外ドラマの『ウォーキング・デッド』が大好きなのですが、

いきなりネメシス(最近発売された『バイオハザードre3』の敵)が

家の壁を突き破って襲ってくる事だってあるかも知れません。(ないわ)

そんな時に、めちゃくちゃ衝撃に弱い外付けHDDを持って逃げたって

私の命もデータも無事で済む訳がありません。

という事で、この自粛期間に私は

長男が生まれた2014年から現在2020年までのすべての

オリジナルデータ(raw)と編集データ(jpg)をオンラインに保存する

という作業をしました。

ちなみに今までは、外付けHDDにしか保存しておりませんでした。

rawデータ(生のデータで、このデータは上から編集しても劣化しません。)を保存できるオンラインストレージサービスとして有名なのは『Amazon Prime Photo』です。

AmazonのPrime会員ならば無制限で使用出来ます。

でも、プロでなければrawデータって馴染みがないですよね。

Amazon Prime Photoは勿論jpgデータも保存出来ますので、

Prime会員の方は是非利用してみて下さい。

 

でもです。

オンラインストレージサービスというのは、

そのサービスが終了するとか会社が潰れるとかしたら終わりな訳です。

なので、私はこう保存する事にしました。

 

①息子達のrawとjpgの両方のデータ→バッファローの外付けHDD2台に保存。

②息子達の未編集未セレクトrawデータ→『Amazon Prime Photo』にオンライン保存。

③息子達の編集セレクト済みjpgデータ→『30days Album』にオンライン保存。

 

①に関しては、外付けHDDは非常に繊細で壊れやすいので2台保存してます。

フォルダ分けなども自由にできるし出し入れもしやすいので、メイン保存はコイツで。

お客様のデータも外付けHDD2台保存しています。

②に関して。ゾンビに襲われるなど非常時対策としてはオンライン保存が安全。

ただAmazon Prime Photoは細かいフォルダ分けなどが出来ず、

「アルバム」としてザックリ分けれるだけなのでrawのみの保存に使用。

ちなみに写真のセレクトと編集というのは、その時の「気分」が多分に反映されるので、

rawが残っていれば、後からいくらでも編集し直せます。

③も然り。緊急避難時にアルバムや外付けHDDが持ち出せなくても安心。

30days Albumなどのオンラインストレージサービスの大抵のものはraw保存に未対応。

なのでjpgのみの保存に使用。

私は年間費3,000円ちょっとのプロプランに加入している為、容量は無制限で使用出来ます。

URLをシェアすれば誰でもアルバムを見れるので、30days Albumで両家の実家にシェア。

お客様へのオンライン納品もこのサービスを使っています。

これならばあらゆるトラブルにもそれぞれがバックアップしてくれるので何とかなるかなと思います。

ちなみに、私は、息子達の写真は月毎にまとめて編集、

保存も月毎にしています。

なので、月初の作業としてバックアップと両家へのシェアをする感じです。

 

私は仕事で大量のデータを管理しなければいけない事もあり、

メインを外付けHDDとしていますが、皆様はどんな風に保存しているのかも気になります。

私自身、納品形態は結構悩みで、DVDRやUSBなどもありますし、

どの様にすればお客様にいいのか、

ニーズに対応できる様なプラン化を今後も進めたいと思います。

さて、最後になりますが、

私はこの自粛期間にサービスについて見直しをしようと思っていました。

そこで、数日前にinstagramでまだまだ不慣れなストーリーズを使って

ご意見・ご要望をお聞きしたところ、

思わぬ沢山の方から反応を頂けました。

本当にありがとうございました!!

全部が嬉しくて、

そして何より、皆様の意見を参考に

新しいサービスが作れそうです!

子供達といると全く頭が働かないので、

一人の時間が持てたらしっかり考えて、

なるべく早くリリースしたいと思います。

 

また、コロナウイルスによって、

ソーシャルディズタンスを保ちやすい撮影会も増やせていけたらなと思っています。

自粛期間中にお誕生日を迎えたりして撮影を諦めた方など、

撮影会であれば時期がズレても撮ろうかなという気になって下さるのではないかなと。

まあ、もう梅雨に入って、真夏になってしまうからどれだけ開催できるかというところでもありますが。

少しづつ、少しづつ、日常が戻っていけばとは思うものの、

でも、みっちり密に家族で過ごせたこの自粛期間も愛しさがいっぱいだったなあ。

今後もどうなるか先が読めませんが、

私としては何事もしなやかに対応していければと思っています。

撮影に関して心配な点、不安な点ございましたら

遠慮なく仰って下さい。

今後も、どうぞ宜しくお願い致します*

(スウェット、IKEAじゃないよ、IKEDAだよ。)

※私は旧姓沼山で仕事をしておりますが、現在は池田です。